情報きんもくせい04
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阪神大震災
復興市民まちづくり支援ニュース
情報「きんもくせい」第4号

980128発行
復興市民まちづくり支援ネットワーク事務局

■震災復興4年目を迎えて

 3年たった復興まちづくりは、ほぼその方向が定まっている区域(主に区画整理や再開発等の事業地区)がある一方、依然としてほとんど手のつけられていない区域(白地区域など)も多く存在するなど、まだまだ多様で複雑な課題を残しています。当ネットワークでは、これからも引き続き、定期的な会合を持ちながら、4年目の復興まちづくり課題に取り組んでいきたいと考えています。

 なお、昨年11月に開催した「復興まちづくり報告’97」の記録集−『震災復興が教えるまちづくりの将来』−の編集作業をほぼ終え、2月下旬には学芸出版社から刊行されます。どうぞご期待ください。

■この間のイベント・できごとより

都市復興まちづくりシンポジウム−第6回さわやか街づくり賞授与式('98.1/13、神戸新聞松方ホール)。

公営住宅で全国初めてのコレクティブハウジング。県営片山住宅(6戸)に次ぎ「真野ふれあい住宅」(29戸)が完成し、鍵渡しが1月22日行われた。事業推進応援団主催による昼食会の様子。

■お知らせ ○△□○△□○

ここまできた震災復興−復興の3年、第2ステップへの課題−

復興3年目の実態をみるツアー

  • 日時:1月30日(金)13:00〜16:30
  • 見学コース:
     A:神戸市西部/JR鷹取駅集合13:15
      野田北部(町並み誘導型地区計画等)、鷹取東第1(区画整理)
      新長田南(再開発)、真野(コレクティブハウス等)など

     B:西宮市、芦屋市
      西宮浜・芦屋浜(災害公営住宅)、復興マンション、芦屋中央・森具(区画整理)

    報告会

  • 日時:1月31日(土)13:00〜17:00
  • 内容:
    <第1部:まちはどこまで復興したか>
    「復興の現在」小浦久子、「事例地区に見る建築確認申請の状況」田端修、「住宅復興・供給の実態」鳴海邦碩、

    <第2部:復興まちづくりのしくみと成果>
    「市街地復興の枠組みとまちコンネットワーク」小林郁雄、「自力再建・共同化の成果」北条蓮英

    <第3部:復興第2ステップへの課題>
    「産業・経済復興の状況」村田武一郎

    「討論・復興3年から本格復興に向けて」コーディネータ:土井幸平

    いきいき下町シンポジウム「震災を乗り越え創造的復興をめざす」

    −阪神・淡路大震災3周年記念事業−

    語り合おう4年目の震災報道−新聞は、映像は−

    ■「論集きんもくせい」創刊

     昨年末に創刊した「論集きんもくせい」は、当ネットワークが昨年11月に行った「復興まちづくり報告97」の内容を特集しています。まだお申し込みでない方は、欄外の連絡先までお問い合わせください。

    論集きんもくせい/創刊号目次
    特集:「復興まちづくり報告97」

    「復興まちづくり報告97」概況報告

    感想論文

     ・復興まちづくり報告97に参加して 小森星児(神戸復興塾長)
     ・「復興まちづくり」素人の感想 青池憲司(映画監督)

    ■「復興まちづくり報告97」報告概要(報告レジュメ)

     ・「阪神大震災復興市民まちづくり支援ネットワークの活動」
     ・「魚崎・甲南地区他」
     ・「住吉地区」
     ・「新在家地区」
     ・「灘中央地区」
     ・「真野地区」
     ・「野田北部地区」
     ・「マンション再建」
     ・「群家など淡路の密集6地区」
     ・「六甲道駅南地区」
     ・「芦屋西部地区」
     ・「芦屋中央地区」
     ・「森具地区」
     ・「築地地区」
     ・「六甲道駅北地区」
     ・「松本地区」
     ・「新長田駅北地区東」
     ・「神戸復興塾」
     ・「コレクティブハウジング事業推進応援団」
     ・「阪神グリーンネット」
     ・「神戸まちづくり協議会連合会」
      以上合計21報告を収録

    ■連絡先:〒657 神戸市灘区楠丘町2−5−20
    TEL.078-842-2311・856-2240 FAX.078-842-2203
    Email:CYG02021@niftyserve.or.jp 担当:中井 豊

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