情報きんもくせい05
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阪神大震災
復興市民まちづくり支援ニュース
情報「きんもくせい」第5号
980215発行
復興市民まちづくり支援ネットワーク事務局
■角田ナーセリーより2万鉢の花が届く
震災後、定期的に大量の花の苗を被災地に届けていただいている愛知県の角田ナーセリーより、2月10日と11日に2万鉢の花が届きました。今回で5回目となります。
事務局の前で、まちづくり協議会の方々や、周辺の住民の方々に配りました。
■県営南本町、岩屋北町コレク ティブ住宅入居始まる
コレクティブハウジング事業推進応援団は、被災者が仮設住宅などからスムーズに恒久住宅の生活に移行できるよう、鍵渡しの際に昼食会を催し、入居前の交流事業を開始しました。今後の住まい方についてもいろいろなサポートの検討を開始しています。
■お知らせ ○△□○△□○
復興まちづくりセミナー
「人と人をつなぐまちづくり」
内容
「基調報告」中山久憲(神戸市アーバンデザイン室)
「みどりのまちづくり」泉谷康幸(神戸市公園砂防部)、
「地域での取り組み報告」
- 深江地区・・・・佐野末夫(深江地区まちづくり協議会)、辻信一(環境緑地設計)
- 松本地区・・・・中島克元(松本地区まちづくり協議会)、山口憲二(まち景観計画山口研究
室)
- 野田北部地区・・・・浅山三郎(野田北部地区まちづくり協議会)、森崎輝行(森崎建築設計)・場所:神戸市生活学習センター・学習室/2階(JR神戸駅下車北側)
主催:ひょうご都市づくりセンター、こうべまちづくりセンター(TEL.078-361-4523)
「メモリアルコンファレンス in KOBE III」
- 日時:2月21日(土)9:00〜17:00
- 場所:神戸国際会議場メインホール
(ポートライナー「市民広場」駅下車)
内容:
- 開会の辞:新野幸次郎(組織委員会委員長)
- テーマセッション:「震災から3年を過ぎて復興はどこまで進んだか」9:15〜12:00
話題提供者・・・・社会基盤/園辺栄五郎(神戸市震災復興本部総括局長)、住まい/池田宏之(積水ハウス)、まちづくり/鳴海邦碩(大阪大学教授)、雇用・産業/山口一史(神戸新聞)、生活再建/清原桂子(兵庫県生活復興局長)
- パネルディスカッション1:「ルミナリエの光と影」13:00〜14:30
高田公理(武庫川女子大教授)、藤田正(大阪女子大教授)、太田俊郎(神戸商工会議所)、島田誠(海文堂書店)
- 〈パネルディスカッション2>「震災3年のまとめと提言」15:00〜17:00
土岐憲三(実行委員長)、本日の話題提供者
主催/問合せ:メモリアルコンファレンスinKOBEV実行委員会/京大防災研巨大防災研究センター内、0774-78-4273
都市環境デザインセミナー98年第1回
「育てる環境とコミュニティ」−コミュニティ&アート計画/南芦屋浜災害復興公営団地−
- 日時:2月28日(土)13:30〜17:00
- 場所:大阪難波・OCATホール
(OCATビル3階、TEL.06-635-3000)
- 内容:パネルディスカッション
パネラー:石田晶(住都公団)、大和田昇(住都公団)、小林郁雄(コー・プラン)、橋本敏子(生活環境文化研究所)、星田逸郎(現代計画研究所) コーディネーター:江川直樹(現代計画研究所)
- 問合せ:JUDI関西ブロック事務局/永井(FAX.06-364-0588)
■『震災復興が教えるまちづくりの将来』発行迫る!
昨年11月に2日間をかけて開催した「復興まちづくり報告’97」の記録集が、学芸出版社より2月25日に発行されます(A4版、160頁、2,500円+税)。
「論集きんもくせい」創刊号で、報告会の概要として当日のレジュメをまとめましたが、今回編集した記録集は20本の報告の発言記録(新たに書き下ろされた原稿もあります)、新野幸次郎神戸都市問題研究所所長(元神戸大学学長)、溜水兵庫県副知事の講演記録、締めくくりのシンポジウムの発言など、2日間の記録を網羅しております。この書籍のタイトルにもありますように、復興まちづくりの数々の実践には、これからの我が国のまちづくりを解くカギが含まれていると考えています。是非多くのまちづくりに関わる方々にお読みいただけたらと思っております。
申し込みは事務局(欄外記載)まで。
■連絡先:〒657 神戸市灘区楠丘町2−5−20
TEL.078-842-2311・856-2240 FAX.078-842-2203
Email:CYG02021@niftyserve.or.jp 担当:中井 豊
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