平成1平成18・19年 役員体制
会長就任に当たって
(社)京都府放射線技師会
会長 轟 英彦

この度、第59回総会におきまして、会長の承認を受けました。
編集委員、学術委員、北地区理事、庶務理事、副会長を経て15年間京都府放射線技師会に役員としていろいろと携わってきました。その中で思ったことは、何事も一人では出来ないということです。
自分ひとりで知識を持ち、積極的に動いたところでその中からは何も生まれません。初めて、仕事に就いたとき、先輩に言われたことがあります。「井の中の蛙になるな」この言葉は今でも忘れません。そして、「鉄は熱いうちに打て」が私の信念です。その為に、一生懸命努力してきました。しかし、言い換えれば、努力をしようが、いっぱい知識を持とうが、世間の中で認められなければ何にもならないということです。職場の仕事はできて当たり前、医師や看護師や病院の経営者に私はこれだけ出来ますとアピールしたところで、先ほども言いました「井の中の蛙」にすぎません。これからは、社会に認められるような放射線技師の地位向上を目指してがんばって行こうではありませんか。その為、私は勿論のこと役員一同、その一端を担って行きたいと思います。
皆さんも、積極的に取り組んでいってほしいと思います。一人一人の力を是非お貸しください。よろしくお願いいたします。さて、就任早々でありますが、6月に日本放射線技師会の総会が開催されます。
京都からも代議員4名が出席しますが、各会員の率直な意見を本部に届けたいと思いますので、私のメール(todoroki@koto.kpu-m.ac.jp)にご意見をお寄せください。京放技の今後のありかたでもかまいません。積極的でも消極的でもかまいません。皆さんの参加を期待します。それから、当技師会の活動に大勢の皆さんが参加できるように企画・行事内容などできるだけ早くお伝えできるよう(例えば、年間計画表)努力していきます。
いろいろと書きましたが、皆さんが築き上げていく技師会です。この若輩に力をお貸しいただくよう切にお願いいたします。

副会長就任挨拶        
(社)京都府放射線技師会
副会長   北村  真

会員の皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、こと、北村真は平成6年から学術委員を賜り、京都府放射線技師会の事業に末席ながらも貢献できる機会を与えて頂きました。そしてまた今回は、2期目副会長という大役を仰せつかり、緊張をしています。1期目は、五里霧中のなか田城前会長をはじめとして、多くの役員の方々や会員の皆様に助けていただき何とか過ごすことができました。
 平成18年度に入り診療報酬や医療法改正が行われました。医療職種や医療機関は改革や競争を余儀なくされています。これらの流れは時代の変化と共にあるもので、止められるものではありません。日本放射線技師会技は時代と共に変化する放射線技師を模索しています。平成20年には日本放射線技師会の生涯学習システムの一応の完成年度となります。そのころから、私たちを取り巻く環境は一層めまぐるしく動くこととなるでしょう。「十年一昔」と云いますが、十年後に後悔しないように今準備が必要であり、二十年後でも生き残っていられるように今から行動を起こさなければなりません。
 京都府放射線技師会に関しましても国民や府民の皆様の健康や保健の保持と医療安全の不安をなくすように努力すると共に、京都府放射線技師会会員の皆様の現在と将来において不利益が生じないためにも、この時代の流れを見極めつつの事業展開の必要性を痛感しています。
これまでに多くの会員の皆様や関連団体の皆様に助けて頂き感謝しています。
清浄明潔の頃、言葉の響きとは裏腹な時ではありますが、少しでも皆様のお役にたてるようにと思っています。どうぞ今後ともご意見ご指導を頂きますようにお願いいたします。

副会長に就任して
(社)京都府放射線技師会
副会長   河本 勲則

この度、平成18・19年度会長指名の副会長に就任いたしました、京都第二赤十字病院・河本 勲則です。
これまで京都府放射線技師会におきましては、地区理事1期、編集理事3期を務めさせていただきました。
編集理事では、田城前会長のもと毎月のニュース発刊と年報製作のかたわら、執行部として認定講習会、ADセミナー、研修会等に参加して京放技事業の遂行に微力ながらお手伝いさせていただきました。
何分、若輩ものではありますが轟会長、北村副会長とともに京放技のために精一杯がんばりますので、ご指導、ご鞭撻よろしくお願いいたします。
平成18年度の診療報酬改正により、医療界を取り巻く状況は悪くなる一方で、その上我々の技術料とも言える各検査料も削減され、ましてやDPCの導入により入院コストからは、放射線関係の検査料すら望めなくなっています。
一方で、患者の安全管理や機器管理対策が業務内容に組み込まれ、検査、機器管理マニュアル等の作成など通常業務以外のものに手をとられています。
この危機を何とか乗り越えるためは、京放技会員が一致団結して、診療放射線技師の資質向上の為に研修会や講習会へ参加していただき、さらには放射線に関する活発な啓蒙活動をして府市民に我々の存在をアピールできるような環境づくりが必要であると考えています。また当院は、京放技発祥の地であり、諸先輩方が築き上げたこの伝統を継承しつつ、新しい時代、世代に即した事業も考案、推進して一陽来復となりますように会員の皆様とともにがんばりたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。





学術担当常務理事をお受けして
 皆さんこんにちは、学術担当の林です。今回役員改選となり引き続き平成18・19年度学術委員長を引き受けることになりました。至らない点が多々ございますが、今しばらくおつきあいくださいませ。さて、定例研修会については、さる4月研修会において通算500回記念研修会を済ませ新たな気持ちで次は600回記念へとつなげられるよう微力ですがお手伝いできればと考えています。また学術委員会では定例の研修会以外に会員さんの生涯教育システムについてもサポートしております。生涯教育システムでは会員カードにより参加者のカウントを累計しておりますのでまだカードを取得されていない会員さんがおられましたら早急に入手してください。生涯学習システムについては、給与や待遇に直接反映しない名ばかりの資格制度などと指摘される御方もおられますが、職域団体として生涯を通して学習してゆくシステムがない方がおかしく、まだ完成はしていないでしょうが、ある程度形として出来上がってきているこのシステムを、これから成熟させて後輩たちに受け継いでゆく、そのため学術委員と執行部それから多くの会員様と一緒に取り組んでゆきたいと考えています。どうぞご協力のほどよろしくお願いします。

編集担当理事に就任して  藤本 隆之
 前期まで北地区理事を担当させていただき、引き続き今期からは編集を担当させていただくことになりました。この6月号のニュースを作成している最中ですが、地区委員のときもそうでしたが、いままでされてきた方の大変さを実感しています。ニュースは毎月発行するので一番会員の皆様に深いものと考えています。できるだけ、正確に必要な情報がお届けできるよう努力していきたいと思います。技師会活動に参加するようになって他の病院の方とのつながりがたくさんでき勉強になることだらけでした。みなさんも横のつながりをもっと深くしてみませんか?技師会はそういう所です。また、載せたい情報や提案があればご連絡ください。よろしくお願い致します。

広報・渉外理事就任に際して  新井 喬
 この度、続いて広報・渉外理事を担当することになりました。
前回の任期では、社会事業の活動を中心とした記事を出来るだけ広報してきましたが、会員の皆様方の反応は良くはありませんでした。
私たちの業務における各分野の専門技師制度は始まり、専門技師試験の受験資格には、日放技の認定する技師格取得とその維持が大きく関係しています。(例えばアドバンスド格以上+検定3級など)
技師格の維持には、日放技の認定する社会事業のポイント加算が必要です。社会事業自体が少なく、参加できる機会は多くはありません。今回の任期では、1人でも多くの会員の皆様が社会事業に興味を持っていただき、参加してくださるように期待しております。

新理事就任挨拶  城下 克明
 この度、平成18・19年度京都府放射線技師会組織調査委員会の両丹地区を担当することになりました。
初めての担当のため果たして業務を遂行できるかどうか心配ですが、私自身前年度の地区理事の任期中に目標として掲げてきました「地区会員の方々に対して何が出来るのか」をもう一度整理して、地区会員の方々の意見や提案に耳を傾けて京都府放射線技師会と両丹地区とのパイプ役を全力投球で務める事で、両丹地区の活性化や組織力の強化につながる組織作りを、今年度地区理事の糸井氏や地区委員の方々と取り組んでゆきたいと考えています。
最後になりますが、諸先輩方が築いてこられた京都府放射線技師会の中の両丹地区活動を継承しつつ発展していけますように精一杯がんばりますので、皆様ご協力ならびにご指導をよろしくお願いいたします。

厚生委員会理事に就任して 上原秀夫
この度、厚生委員会の理事として再就任いたしました。厚生理事に就任いたしまして,今年度で5期目に入ります。
厚生事業は会員相互の親睦を図るための重要な事業であります。今年度も前年度と同様にフレッシュ診療放射線技師の集い、ソフトボール大会、近畿放射線技師野球大会、囲碁大会(京都予選、近畿大会)、新年会などの開催を予定しております。
例年同じ事業を開催しておりますが、新しい事業も開催したいと考えております。なかなかよい案が思い浮かびません、そこで会員の皆様で開催してほしいことがありましたら、ぜひ遠慮せずに申し出てください。私に直接でもかまいません、事務所にメール、FAXでもかまいません、会員の皆様の意見をお待ちしております。
また、野球では今年度も近畿大会優勝を目指しております、より良いチームを目指して,選手を募集しております。野球をしたいが病院にチームのない方、良い選手を知っている方、遠慮せずに連絡ください。囲碁の方も、若い会員の参加を待っております、月例会などを行っておりますので,遠慮なく参加してください。
これからも、皆様のご協力を得まして、努めさせていただきたく、よろしくお願い致します。

常務理事の命を受けて  山根 稔教
 私は、このたび平成18,19年度の2年の期間、管理士部門の委員長を務めさせて頂くことになりました山根稔教と申します。なにぶん不慣れな新人委員長ですが、皆様今後よろしくお願いします。
 さて、この管理士委員会ですが、まだ経歴は浅く、6年ほど前に日放技が放射線管理士のライセンス制度を設け、この時、放射線管理士のライセンスを取得した京放技のメンバー数名が集まり管理士として何か行動を起こそうとして発足しました。当初は、組織調査部門のなかの一角で行なっていましたが、メンバーの増加や活動範囲の拡大、また業務の充実をはかるため、16年度から新たに管理士部門として、昇格しました。そして2年間地盤を築き管理士事業は、確固たるものとして定着しました。
 私は、管理士会立ち上げの時から参加させてもらっていましたが、今回からは、この会の運営を任されることになり、あたふたとしております。先任の委員長のようにバリバリと引っ張って行く事はできませんが、自分なりの技量で進めて生きたいと思います。管理士事業は、これからまだまだ広がっていく部門であると思います。皆様のご協力ご尽力でより充実したものになっていくと思いますのでよろしくお願いいたします。  

組織調査担当  久保田裕一
この度、組織調査の理事を2期目務めさせていただくことになりました。私は今から9年前に府外地区理事に初選任されました。それまでは技師会の事をまったく知らない、ただ入会しているだけの会員でした。それから8年間、地区理事、地区委員、組織担当と何らかの形で技師会活動に携わる機会を与えてもらいました。途中、日放技の入退会規定により京放技での活動が困難になりそうな時期を経験しました。色々な人のお力添えにより今現在も京放技会員として在籍しております。この間に理事会活動を通じて多くの人と出会い、色々ご指導いただきました。これは私にとって大変大きな財産だと思っています。職場は縦の繋がりの強い組織だと思います。技師会は同じ職種の違った環境の会員同士が、職場や世代の垣根を越えて縦横斜めに繋がる事が出来る組織だと考えます。新卒者や退職者、現会員や未入会員にとって魅力ある京放技の組織作りが出来るように微力ではありますが精一杯努めますので、皆様のご協力ならびにご指導をよろしくお願いします。

庶務担当理事  吉田 久仁彦
これまで、庶務委員として末席にいさせてもらいましたが、この度、庶務理事に就任させていただくことになりました。先輩の先生方が築いて来られた京都府放射線技師会をさらに継承・発展させていかなければと、改めて身の引き締まる思いです。しかし始まったばかりの庶務理事の仕事をしていると、仕事内容の多様さと量の多さに驚き、この先2年間、続けられるのかと少々不安を感じているのが実情です。これまで庶務理事をされてきた役員の方々の御苦労に今更ながら敬服しています。
 不慣れで行き届かないところも多々あるかと思いますが、京都府放射線技師会の役員・会員の方々のお力添えをいただきながら、精一杯努力して参りたいと思います。何卒よろしくお願い申し上げます。

平成18,19年度、情報委員会理事に選ばれました。  中田 博之
主に京都府放射線技師会のホームページ関連を担当しています。
ここ数年、担当していますが、当初は会員の方や府民の皆様向けに情報をお伝えできれば・・と思い活動を行なってきました。
しかし、最近は技師会に入会されていない人にもっと技師会の役割を知っていただかなくてはならないと思い試行錯誤しています。日本放射線技師会の趣旨をもっと皆様に理解していただくことが必要であると思っています。そして京都の会員として共に活動していただきたいです。
医療界では医師免許更新制度が取り上げられ、もしも医師法が改正されれば、必然的に、この法律が包括するその他の医療系国家資格、たとえば歯科医師や看護師、診療放射線技師などの免許にも更新制度を設けなければいけなくなるのです。
この更新制度は、講習などの受講により「単位認定」を受ける、現行制度のまま、適性を定期的にチェックするシステムをつくるなど模索されています。医師会でも講習などに「単位認定」を行なっているのは皆さんご存知だと思います。
これらのことは日本放射線技師会でも先を予測し行なっています。
以前から放射線技師会に入会してなんのメリットがあるの?と口に出される方が多いですが、将来、診療放射線技師として従事されるならきっとメリットがあると信じています。
ただ、入会したからメリットがあるのではなく、各種認定資格や検定試験で自己を研摩し、また生涯教育に参加し単位認定(ポイント)を取得し、将来に備えることが必要だと思います。
技師会を退会された方は技師会を良いように伝えるはずがありません。どうぞまだ技師会の入会に疑問を持っておられる方がおられたら、その点を伝えてあげてほしいと思います。
若い技師こそ先を見据えてほしい気がします。
情報委員会でもこのような点を伝えられるよう行動していきます。どうぞこの2年間よろしくお願いします。

財務委員会 理事  武部 義行
財務理事となって今期で5期目に入りました。これまでの八年間で実感できたのは、財務処理が、できるだけ簡潔により迅速、正確に遂行できるためには会員の協力なしでは行えないということです。パソコン導入以来、財務処理がよりスムーズに遂行できるように努力していますので、これからもよろしくお願い致します。今年度も会費納入強化月間を設けましてニュース、はがき等で連絡させていただきます。また、自身として走っておられる同志の方々、歴史街道京丹後ウルトラマラソンや福知山マラソン一緒に走りませんか?

両丹地区理事として 両丹地区理事 糸井良仁
この度、両丹地区理事を担当させていただく事となりました。これまでは、一会員として京放技の活動に参加していた私自身でありましたが、組織内に入りまだ数回の理事会においても、これまでそして今の役員皆様方のご努力を目の当たりにし、今更ながら身の引き締まる思いでおります。近年、めまぐるしい速さで変化していく医療制度や私達をとりまく環境に対応すべくご努力されている活動を、出来るだけ多くの放射線技師の皆様にご理解いただけますよう、両丹地区での活動を推し進めてまいりたいと思います。諸先輩方、会員の皆様のより一層のご協力をお願いいたしまして、京放技そして両丹地区が益々発展いたしますよう頑張りたいと思います。

北地区理事に就任して    北地区理事 竹上潤司
この度、平成18、19年度北地区理事を担当させていただくことになりました、竹上です。昨年度まで北地区委員の末席としてやってきましたが、5月より理事の活動業務が思っていたより多く、いきなりFAXの失敗し、北地区委員の方々にご迷惑もかけ、本当にやっていけるのか正直不安もありますが、前理事からのスローガンである横のつながりをもっと深くしていくために北地区、京放技会員みなさんのためにも少しでもお役に立てればと思っております。

南地区理事 森松 宏和
この度、平成18年度、19年度、南地区理事に選出されました。
日放技、京放技の研修会や活動に、できるだけ多く参加して頂けるように南地区の会員の皆様に案内、お知らせしたいと考えています。また、会員にとって魅力ある技師会にするため、考えを集約し、南地区として意見を述べていきたいと思います。2年間の任期の間に皆様の施設を見学に行かせていただくかもしれませんので、その折りはお取り計らいの程よろしくお願い致します。
何分、初めての就任で、不慣れで行き届かないことが多々あるとは思いますが、精一杯努力して参りたいと存じますので宜しくお願い申し上げます。

東地区理事 平川 益三
今回、東山地区理事に選出されました。平川です。
技師生活も長いですが今まで、技師会のお手伝いをしたことが有りませんでした。
今回が、最初で最後の御奉公と成ると思いますが、精一杯頑張りますのでよろしくお願い致します。

西南部地区理事 松元 誠
この度、西南部地区理事を務めさせて頂く事になりました松元 誠です。以前に地区委員を7期務めてまいりましたが、至らない点が多々あったように思います。今回は地区理事という大役を拝命することとなりましたので、なにぶん不慣れですが会員の皆様にご迷惑がかからないよう努力してまいります。現在西南部地区は大阪府下を中心に50名強の会員で構成されています。勤務地も点在し、一同に会するのは難しいと思われますので、一人でも多くの方々の意見を技師会活動に反映するために、電子メールなどの通信手段も活用しながら進めてまいりたいと思います。微力ながら地区委員さんの協力の下、精一杯努めてまいりますのでよろしくお願いいたします。

西地区理事就任あいさつ 西地区理事 後藤 正
2年間地区理事をさせていただき、今回2期目の理事を引き受けさせていただくことになりました。技師会のことは全くわからない状態で始めた理事業務も少しずつ慣れてきて、ようやく周りの方々との交流が余裕を持ってできるようになりました。しかし、地区の代表としてはまだまだ力不足の面が多く皆様の手助けを受けながら何とかやっております。昨今、技師会に入っていてもメリットがない、会費が高いからもったいないなどの意見をよく耳にします。技師会がどのように活動し、どのようにメリットをつくっていくかを考え、行動するのは会員自身だと思います。理事はその手助けをすることが大事な業務です。地区理事として会員の皆様に少しでも技師会を理解していただき、職業団体として技師業務の充実したものにしていくことを目標としていきたいと思います。よろしくお願いします。



会長退任にあたって


会長退任にあたって  田城 邦幸

 この度、平成18年4月22日(土)に開催されました(社)京都府放射線技師会第59回通常総会おいて、会長を辞任いたしました。
(社)京都府放射線技師会の役員として、北地区理事2年・常務理事(厚生担当)12年・副会長2年・会長6年の22年間携わらせていただきました。
最後の6年間は、会長として重責を担い会員及び役員の協力を得て、なんとか終える事が出来ました事に感謝いたします。
会長任期中には、狭い事務所で20人を超える人数で窮屈な場所での理事会を解消するために会議室の購入(平成15年)を進め、現在ではゆとりある会議室で心も豊かに技師会活性へ向けて会議が出来ています。
また、平成16年には社団法人取得20周年記念事業の開催も行い、先輩諸兄が築き上げてきました技師会の歴史・さまざまなシステムの構築をさらに推進するべく邁進してきました。その他には、(社)日本放射線技師会が推進されています放射線管理士・機器管理士・ADセミナー・各種検定試験etcを積極的に開催し、多くの会員が受講(受験)出来る場の提供を行いました。さらに、平成14年から17年まで(社)日本放射線技師会近畿地域理事としても努めさせていただきました。
熊谷会長が就任して4年の間、さまざまな事業の展開を行ってきました。前述しました管理士・アドバンスド技師格制度・各種技能検定制度・医用画像情報管理士と放射線技師の将来を見据えて検討され実施をしています。しかし残念ながら受講(受験)された会員は30%にとどまっています。
今年4月の医療費改定では、CTはMDCTかシングルか・MRIは1.5Tか1.0Tかに変わりました。さらに、厚労省では胸部CTスクリーナー制度の構築も進んでいます。従いまして、今回の改訂で今後が見えてきたのではと考えます。各種技能検定有資格者か否かにて診療報酬格差が行われるであろうと考えられます。
まだまだ資格取得可能です、将来行われるであろうと考えられる動きに遅れない為に、行動を起こしましょう。資格制度を公に認めさせる事が出来るのは、会員の力そのものです。この4年間は、30数年間の鎖国された時代の遅れを取り戻すべく動いたため、急速で会員も大変であったと思いますが、放射線技師の地位向上目指し協力をお願いします。
最後になりましたが、会長の6年間心身ともに協力いただきました役員のみなさま、ご助言をいただきました先輩諸兄、さまざまな点でご理解をいただきました会員諸氏に心から感謝いたします。