「上級救命講習に参加して」

陸上自衛隊関西補給処 上田 恭弘
 自分としては、自衛隊の隊員に「救急法」として自分が教えている身でもあり、「最新の方法を身に付けたくて!」が1番、「同僚に教官の職を任せたくて!」が2番、「前回16年12月に受講し、講習についても2年ごとが基準と言うこともあったので!」が3番、以上の理由を重ねて、今回で2回目となる上級救命講習でありました。また、前回受講して、内容的に皆に普及できる物であったため、同僚にも知識を深めてもらおうと、今回、同僚二人を誘って参加しました。
 前回は、テストとかもなく、受講すれば証明書を貰えていたので簡単簡単と同僚達を誘い、蓋を開けてびっくり!!「上田さん!話が違う。」と罵声を浴びたのも事実です。(同僚も准看護士であり、救急法の時、自分の補佐をしている位なので単に言っただけ!ではありましたが…)まず、初一発でつまづきました。
 講習の内容的には、「誰彼無しに簡単に実施できるように改良されていた」かな?が第一印象!!(「循環の確認」など確かに知識のない人には難しいと思っていたところなので!!)
ただ、自分の中で小児のAEDの貼り方等、或いは、電気ショック後は、「戻ってくるのか?」とAEDの解析が始まるものと思っていたところ、「ただちに心肺蘇生を開始」していかなければならない等、新しい知識が身につけられたことが、一番有り難かった。
 いつも「新しい知識を身につけなければ!」と、思ってはいるものの、(本来なら、自分から2年ごとには講習を受けに行くことが本当なのだけど、)機会がなければ行動しにくくなっているのが実情です。これが、技師会がセッティングしていただけるので本当に有り難い。自分だけでは行動しない何もしない会員ですが、今後共もご指導・ご教授よろしくお願いします。