脳内麻薬好き好き野郎の超B級体験記 過去の体験記

ガイド遭遇体験?2 体験1はこちら 明晰夢→夢  2000/08/28

気が付くと私は自宅の自室にいた。離れて暮らしている兄がゴミゴミした部屋の隅に寝っ転がっていた。兄は酔っ払っていて顔が赤く、片手に「いいちこ」の一升瓶を持っていた。私はコレは夢なのだと自覚した。

掲示板(ログ1137)に、「明晰夢中の視覚が、凝視にどれくらい耐えられるか?」という話題があったことを思い出し、私は兄の顔を凝視しながら「1、2、3…」と数え始めた。

結果は「10」まで数えても視覚は崩れることはなかった。まだまだイケそうだったが、せっかくハッキリ見えている幻視をわざわざ崩すのも勿体無いので、「10」でやめた。ただ、実際に凝視していたのは最初の「3」ぐらいまでで、後は惰性で眺めていたという感じではあった。

凝視の話題はさておき、本題はここからである。酔っ払っている兄がロレツの回らない口調で自分は「ガイド」だと言い出したのだ。宇宙のどこそこ(ここが思い出せない…)からやってきた、意識生命体?であるらしい。

私は「おまえが意識生命体やと?ワッハッハーッ!」ってな感じて笑っていた記憶があるが、このあたりから覚醒度も落ち、記憶も定かではない。この後は普通の夢になって、なんか様々な体験をしたようなのだが、ソレもほとんど思い出せない。

覚えていることは二つあって、一つは「魔界」に行ったことだ。どこから魔界に入ったのかは記憶にないが、入った時にどこからか「ここは魔界だ!」という声が聞こえた(自分の声だったようにも思う)。そこは真っ暗な空間だけが広がっていて、私は空中を浮遊しながら、少しづつ闇の中を降下していった。

降下の途中、何者かがこっちに向かって来た。闇の中、かすかに見えたのは人間のカタチをした"何か"だった。「魔界なんだから、たぶん邪悪なヤツだろう…」という判断のもと、私は素手でそいつの手足や首を引き千切って撃退した。

圧倒的に自分の方が強いという感覚があったので怖くはなかった。ただ、そいつは首を千切られても全然平気という感じで、あくまでその場しのぎの撃退という感じだった。その後も2回、別のヤツを撃退した。

何者かを撃退しながら降下を続けた結果、ついに地面に足がついた。そこは真っ暗闇ではなく、かすかに周囲の様子が見えた。映画「ニューヨーク1997」に登場した廃虚の街のようだった。

この後、誰かに会ったのだが、それがガイドだと言った兄だったのか別人だったのかは思い出せない。とにかく覚えているのは、目覚める直前のもう一つのことだけである。

私は最後に会った人物?に、あることを教わった。この世界ではすべてが繋がっているので人の記憶や人そのもののデータを自由にやり取りできる…ということだ。私は「そーだったのか!エドガー・ケーシーのリーディングも、こういうことだったンだーっ!」と悟り?感激した(なぜ急にケーシーの話になったのかは記憶になし…)。

つまり、エドガー・ケーシーが眠りながら病人の的確な治療方法をリーディングしたという事実は、じつは体脱して病人の幽体?と融合し、病人の肉体の情報を読み取り、次にインターネットの検索みたいにして、世界中の情報から治療法を探し出していたのだ。

残念ながら、それを行なうための方法は教えてもらってないのか、あるいは忘れたのか、とにかく記憶にない…。私は覚醒した後、この体験(夢というには所々生々しい現実感があった)の内容と意味を検証してみた。

エドガー・ケーシーの話は、コレは以前に私自身が建てた仮説なので、ガイドに教えてもらったからといって、さして驚くにあたらない。こんな夢を体験したのは、寝る直前に、相互リンクしている「体外離脱訓練日誌」というHPを読んだからだと思われる。2000/8/15の日記に「ガイド」のことが書かれているため、その影響を受けたのだろう。

ガイドのホンモノ度 
 


砂漠のストーンサークル 明晰夢  2000/08/27

夢の中、私は砂漠のような場所で、大きな石畳の緩やかな段差の階段を登っていた。階段を登り切ると、そこは乾いた砂でできた広場のようになっていて、50mぐらい先に巨大な石でできたでストーンサークルが見えた。私はそこで夢を自覚した。

ストーンサークルは、写真で見たイギリスのストーンヘンジそっくりだったが、周囲が砂漠のような場所であるというところは全然違っていた。日差しが物凄く強く、首筋にジリジリと照り付ける日差しを感じていた。

視覚は安定していて、砂漠もストーンサークルもとても鮮明に見えた。現実感を伴った大変美しい光景だった。地面の砂もそこに現実に存在しているかのようにリアルだった。

私は上半身を前かがみにして、右手の人差し指で地面の砂を擦ってみた(その時、素足に赤い鼻緒の安っぽいビーチサンダルを履いた私の?足が見えた)。ジャリジャリとした、とてもリアルな触覚があった。人差し指を見ると、砂がたくさん付いていた。親指で擦ると砂がパラパラと落ちた。

もっとこの世界にいたかったのだが、ストーンサークルの方へ向かおうとしたとたん覚醒した。残念…。

景色の美しさ ★★★★★
 


遠くのフカキョンより近くのヘソ出し美少女! 体外離脱  2000/08/24

おととい同様、ふと目覚めた拍子に体脱に成功。

視覚はいまいちハッキリしなかったが、壁を抜け家の外に出てしばらくするとハッキリしてきた。そこはウチの近所ではなく全然知らない住宅街のようだった。

高さ2.5mぐらいの視点で住宅街の道路を移動していると、前方からヘソ出しルックで、服にアクセサリーをいっぱい付けたショートヘアのスレンダーな女のコがやってきた。

私は現実ではそういうハデな女のコはあまり好きではないのだが、そのファッションは最高にイカしていたし、なによりムチャ美少女で、私は心を奪われた…。

しかし、現在の私はフカキョン捜索を第一目標にしているので、「寄り道しているわけには行かない!」と、その女のコを襲うのは我慢して、そのまま道をすれ違った。

しかし、すれ違ってから数メートルも行くと、私の頭の中はフカキョンではなく、その女のコのことでいっぱいになっていた。激しい性欲で我慢できなくなった私は「遠くのフカキョンより近くのヘソ出しだっ!」って感じで、来た道を戻ることにした。

道を戻ると女のコはまたすぐに見つかったので、もちろんすべきことをした。

エンドルフィン度 ★★★★
 


恐怖!幻視消失… 体外離脱  2000/08/22

睡眠中ふと目覚めたが、肉体はまだ目覚めてなかった(金縛り中だった)ので体脱した。現在、体脱における最優先目的である「フカキョン捜索」のこともしっかり覚えていたので、部屋の窓を(開けずに)抜け、家の外に出た。

家の外に出ると、視覚は夢っぽくなることが多いのだが、この時の視覚はかなり良好で、ウチの近所が結構リアルに再現されているな…と感じた。

私はワープをするために、フカキョンの顔とフカキョンがいるであろう東京のTV局の撮影スタジオをイメージした。体脱中の長距離移動によく使うテクニックである。

しかしウマく行かず、私はウチの近所から離れることができなかった。昔はよくこのテクニックで友人宅などにも行ったものだが、なぜか最近はよく失敗する。やはり2次元でしか知らない芸能人と、何度も会ってよく知っている友人とでは勝手が違うのかもしれない…。

そこで、私は一瞬目を閉じてみた。再び目を開けたとき、そこにフカキョンがいるかもしれないと思ったのだ。しかしコレは大失敗だった…。

再び目を開けると、視覚は完全に消失し真っ暗闇であった。こんなことは初めてだった。そもそも幻視が見えている時に意識して目を閉じたのも初めてだったが、まさかこんな結果になるとは思ってもみなかった。

体脱直後に視覚が働かないことはよくある。しかし、普通体脱直後はまだ家の中である。勝手知ったる家の中ならば、別に視覚が働かなくてもそれほど怖いモノではない。手探りでナンとかなる。

しかし、道路の真ん中で視覚を失うのはハッキリ言って怖い!ここは私の脳が作り出した幻覚世界ではあるが、クルマも通るし、人も通る。何が起こるか分からないのだ。

私は手探りで、さっきまで見えていた隣家の外壁に手を付いた。そこで視覚の回復を待ったが、チラリとも幻視が働く気配はなかった。結局、私は視覚の働かない恐怖に耐え切れず自ら覚醒を選び、体脱を終えた…。

教訓…体脱中は絶対目を閉じるな!

エンドルフィン度 ×
 


ボディーガード 明晰夢  2000/08/19

たぶん寝る前に映画「マトリクス」のことを考えていたからだと思うが、黒服に濃いサングラスという3人の男に追いかけられる夢を見ていた。

私はフリルの付いた白いワンピースを着たお嬢様タイプの女のコ(推定15〜16歳)の手を引き走っていた。どうも3人の目的はこのお嬢様のようで、私がボディーガードのようだった。

この時、私は自分の戦闘値を300ぐらいだと感じていた。黒服の男は戦闘値100ぐらいの感じで、3人いるのでまったくの互角だった。闘えばなんとかなるかもしれないが、こちらはお嬢様を守るという目的があるので、無理はできなかった。

私はお嬢様の手を引いたまま、港にある大きな倉庫みたいな建物の屋根の上に行こうとジャンプした。10m以上はジャンプしたが、屋根の上までは届かなかったので、ちょうどそこにあった電線にぶら下がりながら、お嬢様だけを屋根の上へと放り投げた。

黒服の男達も次々ジャンプしてきてこっちに向かってきた。私は電線を揺らし、その反動を利用して屋根の上へともう一度ジャンプした。この時私は「ん…!?空飛んでるやん!これ夢やー!」と悟った。

屋根の上に降り立った時、私の戦闘値は10万ぐらいになっていた。夢だと自覚した私はこの世界では無敵だ。怖いモノなどない!

黒服の男達も次々と飛んで来て、屋根の端にしがみつき、よじ登ろうとしていた。私が男の一人の顔面を蹴飛ばすと、その男は落下して死んだ。今思うと、男は屋根の上まで飛んで来たわけだから、落下しても死ぬことはないと思うのだが、その時は私が死んだと思ったので死んだのだ。

今度は別の男の頭を右足でおもいっきり踏み潰した。「パフッ」という感じで潰れた。まるで紙風船を踏み潰したかのようなスカスカな感触だった。

最後の一人はすでに屋根の上に完全に上がっていたので、私は男の両眼に私の両手のそれぞれの親指を突っ込んだ。夢の世界のケンカにおいて、コレが私の得意技なのだ。夢の世界のケンカではパンチやキックはほとんど効かない。しかしコレなら確実に致命傷を与えられるのだ。

両眼を両手で押さえてフラフラよろめいている男を、私は屋根の外へと蹴飛ばした。男は落下して死んだ。

屋根の上を見渡すとお嬢様がいた。尊敬と感謝の表情で私を見つめていた。しかし、すぐに驚きと屈辱の表情に変わった。私がお嬢様を陵辱したからだ。かなり気持ちよかったが、今日もオルガスムスまであと一歩というところで覚醒。

アドレナリン度 ★★ エンドルフィン度 ★★★
 


フカキョンじゃなくて… 明晰夢  2000/08/18

私は夢の中の本屋でフカキョンの写真集を探していた。体脱してフカキョンを捜索すると掲示板で宣言していた影響だろう。本屋の中でこれは夢だと気付いたのでフカキョンを捜索に行こうとしたが、周囲は無数の本棚が見渡す限り並んでいて、どこが出口かわからなかった。

近くに壁があったので壁抜けして本屋を脱出しようとしたが、「ガンッ」という衝撃と共に壁に跳ね返された。今度はゆっくり右手を壁につくと、右手が白い壁にゆっくり吸い込まれて行った。まるでハリウッド映画の特殊効果を見ているようだった。面白かったが、あまりにリアルだったので少し怖かった。

壁を抜けた記憶はないのだが、いつのまにか屋外にいた。そこは動物園の中だった。近くのベンチに黒いコートを着た女が腰掛けていた。よく見るとマドンナ風の衣装を着た松田聖子だった。あまりにケバい化粧だったので、思わずギョッとしてのけぞった。この時にはフカキョン捜索のことはすでに忘れていて状況はかなり夢に近い。松田聖子が誘ってきたのでSEXをした。イキそうになったところで覚醒…。

エンドルフィン度 ★★
 


以下は、以前PapillonさんのMLに投稿した明晰夢体験です。このページを開設したついでにUPしました。
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巨人ゾンビとの死闘! 明晰夢  2000/07/20

気が付くとアメリカンな高層ビルが立ち並ぶ夜の都会にいた。

そこで二人の大男(身長2m20〜30cm)がクルマをひっくり返したり街を破壊し大暴れしていた。銃を持った警官たちですら太刀打ちできず、周りには多くの死体が転がっていた。

私はこの世界が夢だと自覚していたので怖くはなかった。私は異世界(現実)の住人なので、この世界では怪我も死もない無敵の超人だった。私は大男をやっつけて、この世界で英雄になろうと考えた。

私が大男に向って歩き出すと、ガレキの陰に隠れている黒人が「よせっ!やめろ!死ぬ気か!?」みたいなことを言っていた。いい演出だと思った。まるで映画の主人公になったような気分だった。

大男の一人が私を見つけてこちらに向って来た。大男は私の顔面をめがけて巨大な拳を打ち下ろしてきた。スピードはなかったので私はそれを左手で受け止めた。重さは全然感じられなかった。

大男は私に右手を掴まれたまま、今度は左拳で私の顔面へパンチしてきた。そのパンチも非常にスローモーだったので、私はその拳めがけて右ストレートをブチ込んだ。大男の拳の骨が砕けた感じがした(ただしその骨も、物凄く軟らかく脆い感じがした)。

大男は私の反撃に多少驚いたようなような表情を見せた。遠くで見ていた時にはわからなかったが、近くで見るとあきらかに人間ではない風貌であり、黒目のない真っ白い眼と下顎に生えた大きなキバが特徴的だった。

大男の怪物は、いったん私から離れると、今度は近くにあった死体を掴んで、それを大きく振り回しながら向ってきた。私も近くにあった交通標識を引っこ抜いて、それを武器にして応戦した。

私は標識の鉄板の部分を斧の刃に見立て、その刃を怪物のカラダに何度もブチ込んだ。しかしその攻撃は、怪物には全く効いてないようだった。私はあせりと恐怖を感じ始めていた。そして、いつのまにか自分が夢の中にいるということを忘れていた。

さらにこの後、もう一匹の怪物も闘いに加わり、私は二匹を相手に大苦戦していた。夢を自覚できなくなった私は、もはや異世界からやって来た無敵の超人ではなく、怪物に恐怖する一人の人間にすぎなくなっていた。夢を自覚できなくなってからは、記憶もあまり定かではない。

しかし再びこれを夢だと気付かせてくれる出来事が起こった。「来いっ!こっちや!逃げろ!」そう言って物陰から手招きしているのはFさん(私の友人)であった。『ありゃ!?なんでFがここにいるの?』(←これは私の独白)

私はこのバカバカしいシチュエーションの世界でFさんに出会ったことで、瞬時にしてこれが夢であることを再認識した。するといつのまにか場所が変わって日本家屋が立ち並ぶ昼間の閑静な住宅街にいた。

住宅街はFさんの実家の近くだったので、私はFさんとその実家に行くことにした。この後は怪物も登場しないし、かなり普通の夢っぽい話になるので省略…。

こんな明晰夢を体験したのは、前日、雑誌でTVゲーム「バイオハザード」の記事を読んだ影響と思われる。途中で覚醒度が落ちなければ怪物をやっつけられたと思うので、それがちょっと無念だ…。

アドレナリン度 ★★★
 


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