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朝起きた時から寝る時間まで、
総ては歌で始まり、歌で終わるという具合だ。
今でも滋賀県朽木村にあるアサヒキャンプで
そんな1日の在り方が変わることもないが、
山手にある朽木のキャンプ場に比べて、
海に囲まれた多徳島は音楽が常に光と共に溢れていたのだ。
子供たちの歌声を耳にして彼らを見ると、
そこには強烈な夏の太陽の光が溢れていたし、
その向こうには波の反射が煌めきながら揺れていた。
この写真はもっとも太陽が高い位置にある頃、
昼食を終えた自由時間に子供たちに歌を聴かせているカウンセラーを中心に
超望遠レンズ(500ミリの反射望遠ミラーレンズ)で、
かなり遠くから気付かれないように撮影したものだ。
ところで超望遠で撮るスナップというのは、
当時の僕の多徳島でのお気に入りの撮影方法だった。
子供たちに気付かれることなく、
彼らが自然体のままでいるところを撮影できたからだ。
これは大きな風景の中で、とても有効な手段だったと今でも思っている。
ただ街中や朽木のような山の中では、
ケースにもよるがこれだけ長いレンズを使うと必ず邪魔が入るし、
何よりも被写体とたっぷりとした距離が取れないことが多い。
最近、このような大きな風景の中で
写真を撮ることがめっきり減ってしまった。
このことがちょっと残念な思いがする今日この頃だ・・。
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'89.22th.Aug 13:20 頃 三重県志摩半島多徳島 快晴 |
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