インフルエンザの子供に対しての解熱剤の危険性が注目されています。

インフルエンザで全国的に死亡者がでています。参加している医学系のメーリングリストでも、ここ1週間ほどインフルエンザでの死亡が話題になっています。少し調べたところ、インフルエンザなどのウィルス感染で解熱剤としてアスピリンを使用した場合に、死亡率の高いライ症候群になる危険性が高まることは、すでに知られており、幼児には安易に解熱剤を処方しない方がよいということです。しかし、アスピリンだけでなく、より多用されているアセトアミノフェンでも危険性が高いのではないかということが、メーリングリストで議論されています。昨年10月の読売の[医療ルネサンス]の記事の中にメフェナム酸(ポンタール)の危険性も指摘されていますので、現時点では、できるだけどのような解熱剤も使用しないにこしたことはないということになるように思います。[医療ルネサンス]の記事には子供を持っている親なら、怖くてたまらなくなるような症例も記載されています(本当に考えたくもないようなことです)。調べた医学書の記載内容を抜粋で載せますので[医療ルネサンス]と併せてチェックしてください。

[医療ルネサンス] http://www.yomiuri.co.jp/medical/97101401.htm

医学書での対処方法および解熱剤について

ライ症候群について

topに戻る