こころって
こころって目には見えないし、まして触ることもできません。しかし、一度でもこころが不調になり、うまく働かなくなると、あらためてこころの大切さや存在の大きさに気づかされます。
たとえば、このような経験はありませんか?
「何となく生きにくい、いつも落ちこんでしまう、生きている意味がわからない、過去の傷にとらわれ前に踏み出せない、人間関係で同じ失敗を繰り返してしまう、嫌なできごとがあってから外出がこわい・・・眠れない」
こんな時、医療機関に行くといいかもしれません。でも、それほどではないとお考えなら、心理療法(カウンセリング)が向いているかもしれません。
心療内科などに行くと医師から「精神的な問題ですね」といわれ、不安やうつに効く薬が処方され、調子は一時的に上向くものの、よく似た場面に出会うと、また落ちこんだり憂うつな気分にはまり込むことがあるかもしれません。
そうなると「いったい、どうすれば現状を変えられるのだろう」と、誰もが思ってしまいます。
こんな時こそ、心理療法はお役に立ちます。
心理療法
カウンセラーはお話を聴きながら、悩みや問題を一緒に考えていきます。あなたに寄り添いながら不安がどこにあるのかを探り、少しでも安心できるよう気持ちがやわらぐようなカウンセリングを行います。そうして、悩みや問題の解決に向け、あなた自身に新しい視点と生き方が見出せるようサポートしていきます。
心理療法の中心はカウンセリングです。充分話し合う中で、悩みや問題のポイントが浮きぼりになったり、新しい気づきが生まれたりすることがあります。こうした体験があなたに生きづき、自然なふるまいになるようカウンセリングさせていただきます。
絵画を描くとご自身の姿が見えやすかったり、夢を語ると自己理解がスムーズになったりします。催眠やEMDR(トラウマを処理する心理療法*注)を使って心の深層に直接アクセスする場合もあります。
不登校の子どもさんの場合、ご本人が相談に来られなくてもすむよう家族カウンセリングを行うこともさせていただきます。
あなたに合わせ、適切な心理療法が提供できるよう努めてまいります。
*注:詳しくは
こちら(EMDR学会サイト)へ