こども部屋

新しい仲間たち

我が家で結実した種子を無菌培養していただくことになり、無事フラスコ苗が届きました。

左：マザーフラスコ　　　　　　　右：植え替え1回苗

播種：2005年11月28日　　　　植替：2006年2月10日

交配日、交配親の記録は残念ながら紛失しました。
交配：2005年6月　　母株と父株は下の組み合わせだったと思いますが。

	×
母株		父株
両親共に旧友のＭ氏が交配・培養した苗を分けてもらったものです。
フラスコ出し２年ほどで我が家に来ました。ヘゴ付けの株とは兄弟。

ビン出しから植え付けまで

新しい仲間たちの兄弟が届きました。
本来フラスコ内でこの大きさにしてから仲間入りする予定でした。

右：11月に播種後、2月と5月に植え替え

左：苗が小さかったので、さらに7月にも植え替え


ビン出し直後。まだ寒天培地が付いています	水洗い後、ルーペとの大きさの比較同じフラスコでも生育には差があります	植え込み途中。下の白いものは発泡スチロール。今回は苗が少し大きいので3号鉢

ビン出し終了。右は1回目の仲間植え込み・撮影：2006年9月22日	自己流馴化装置です。 M氏のアドバイスを参考に	１０日ほど濡れた新聞紙を被せ徐々に湿度と光に馴れさせます

今年(2006年)も交配してみました。
無事結実しましたが、仲間になれるでしょうか。

開花してから、約一週間前後に交配すると比較的簡単に受精します。

受粉させて３日も経てば、それらの花だけが萎れ始め、子房が緑色になってくるので、うまくいったかどうか確認できます。
その後一ヶ月くらいでこの程度まで膨らみ、あとは目立った変化はありません。

念のため４つ交配しましたが、すべて受精したようなので、一つを残して、あとは切り取りました。　無菌培養なら4ヶ月ほどで発芽能力があるそうですが、種子の完熟までは半年かかるようです。

満開の母株、父株は'Oyabun'

結実した子房

切開した子房と種子
（採種・撮影　　2007年1月21日）

例年、12月頃には褐色になり、いつの間にか子房が裂開するのですが、暖冬のせいか緑色を保ったまま年を越しました。

茶色の粉のようなものが種子です。
綿毛に包まれて子房の中にぎっしり詰まっています。一体何万粒入っているのでしょうか。

これまでにも幾度か親株の根元に播いてみましたが、発芽したためしがありません。
春まで保存して、今度はヘゴ付けの成株の根元に播いてみます。

新しい仲間が増えるかな?

こども部屋


ビン出し直後。まだ寒天培地が付いています	水洗い後、ルーペとの大きさの比較同じフラスコでも生育には差があります	植え込み途中。下の白いものは発泡スチロール。今回は苗が少し大きいので3号鉢

ビン出し終了。右は1回目の仲間植え込み・撮影：2006年9月22日	自己流馴化装置です。 M氏のアドバイスを参考に	１０日ほど濡れた新聞紙を被せ徐々に湿度と光に馴れさせます