ナゴランの部屋

Sedirea japonica

ナゴラン(名護蘭)は管理人が最も愛培している野生蘭です。
開花したときの葉姿、花の色、香り・・・・ 数ある蘭の中でも、この種に魅せられています。

ナゴラン

ヘゴ着けにしている名護蘭の様子です

名護蘭ヘゴ板着け1 名護蘭ヘゴ板着け2 名護蘭ヘゴ丸太着け
名護蘭ヘゴ板着け1
7年目 2006.6.1撮影
名護蘭ヘゴ板着け2
5年目 2006.6.1撮影
名護蘭ヘゴ丸太着け
5年目 2006.6.1撮影
名護蘭ヘゴ板着け1開花 名護蘭ヘゴ板着け2開花 名護蘭ヘゴ丸太着け開花
開花
2006.6.20 撮影
開花
2006.7,11 撮影
開花
2006.7.11 撮影

ナゴラン(名護蘭)という植物

分類

学名:Sedirea japonica (L. Linden & Rchb. f.) Garay & H.R. Sweet 1974
   =Aerides japonica L. Linden & Rchb. f. 1863
かつてAerides(空気、気根出して樹木に着生するので空気を好むという意味か)属として分類されていたが、1974年にSedirea属として独立。 SedireaはAeridesを逆に綴っただけ。古い文献ではAeridesと記述してあります。

コチョウラン・バンダとごく近い仲間で、フウラン・ボウランとも近縁種です。

和名:沖縄県の名護に因むそうですが、現地での野生株はほぼ絶滅状態とか。 最近保護活動や、野生状態を復活させる試みが行われているそうです。

分布

本州暖地の太平洋岸〜南西諸島、朝鮮半島とされていますが、島根県の隠岐諸島にも自生しているそうです。 対馬海流(暖流)の影響でしょう。冬季雪が舞うような地域にも自生しています。

生態

常緑樹の樹幹に着生します。直射光の当たらない、幹の北側が多いようです。
4月頃茎の頂部から新葉が伸び出し、 下部から数本の根が出てきます。同じ頃に葉の付け根に花芽が見え始め、開花は初夏になります。 冬は数年分の葉を付けたまま休眠します。

ナゴランのヘゴ着け法は
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