巽の間

(旧)大日本武徳会京都支部武徳殿(平安道場)の修復・保存・活用について


(旧)大日本武徳会・京都支部武徳殿(通称=平安道場)近影‐平成16年6月‐

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平成23年2月20日

各 位

近代和風建築修復・保存・活用に協力する会
代 表 藤木襄治
副代表 月本一武

結果報告

 本会では平成16年7月より(旧)大日本武徳会京都支部武徳殿=平安道場(以下「平安道場」と記す)の修復・保存・活用を京都府・京都府警察本部に訴え、平成17年8月2日には京都府知事に約7,000人分の署名を提出し、移築を前提とした保存運動に賛同を得ておりました。

 その後、移築先を求めて活動を続けておりましたところ、縁あって平成20年1月14日青蓮院様をご紹介頂きました。

 承りますれば、青蓮院様にあってはかねてより大護摩堂の建立と「法話や座禅止観、武道、邦楽演奏をはじめとする各種音楽催事、講演会などこのお堂を活用して伝統仏教を根底とした諸活動により、現代日本が忘れつつある心のやすらぎと、自分の発見や救済が得られる道場を目指」す、というお考えをお持ちになり、粛々と準備をされていること。

 人間形成の場とすることを平安道場修復・保存の意義と考えていた点も、また活用方法として本会が考えていたことも全く青蓮院様と同じであることから平成20年3月26日平安道場の内部見学に京都府を通じ案内同行した後、修復・保存・活用を青蓮院様にお願い申し上げることになりました。

 そして遂に平成23年1月28日、京都府・市との様々な調整も終わり、平成23年3月より平安道場を解体し、平成26年7月に将軍塚への移築完了予定とのお話を平成23年2月19日青蓮院様より承りましたのでご協力頂いた各位に報告致します。

 これにより「近代和風建築修復・保存・活用に協力する会」は設立の目的を達成しましたので解散し、今後はぜひ青蓮院様への寄進によって事業円成にご協力下さいますよう切にお願い申し上げる次第でございます。青蓮院様のブログを参照下さいませ。

以上

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