chikurin


  Experience
No.18
痛みもなくなって肝臓の数値も無事元にもどったので、私が嫌がったせいもあってしばらく様子を見る事にして点滴はしない事になりました。

母もちょうど老人ホームが空いたとかで入る事ができホッと一安心です。
まだ叔母(母の妹)が私の家の近くの老人ホームにいるのですが月に1度くらい見に行くだけで手はかかりませんでした。

普通何回点滴をしなければならないのか先生に聞くと「これは慢性になってしまうからずっとしなければなりません。」と簡単に言うのです。
「ずっとって一生ですか?」と聞くと「そうですね。」だって・・・
「ええ〜〜〜!?」私はびっくりしてしまいました。
この病院の治療方法は正しいのかと不安になり近所で昔看護婦をしていた友達に相談しました。
すると違う病院でセカンドオピニオンとして相談に行けばいいと言って京都市立病院を紹介してくれました。
さっそくそこへ行って相談すると「違う病院でまた新しく治療を受けると最初から診察し直さなければならないので大変だからその位の事なら今の病院で治療を受けていた方がいいです。」と言われました。
そこで初めて骨転移だという事を教えてもらいました。

その事を点滴している時にその部屋にいた看護婦さんに言うと後で先生に伝えておいてくれたようでした。
次の月に診察に行くと先生が丁寧に紙に書いて骨転移の説明をしてくれました。
もっと早くきちんと説明してくれたらよかったのに・・・
私は色々悩んで九州にいい乳癌の病院があって電話でも相談できるとテレビで知ったので九州のメル友に迄相談してその病院を捜してもらいました。
すると手術前のオフ会で会った人が自分の家の部屋が空いてるからそこに住んで病院へ通ってもいいと言ってくれたのです。
私はまたも友達の親切な言葉に心から感謝しずにはいられませんでした。
その病院の電話がわかって相談してみると京都からでは遠すぎると言って関西の相談できる病院を紹介してくれました。
しかしそこへ電話してみると「今所長は留守なので私でもよかったら相談に乗ります。」と言って一応聞いてくれました。
でも肝心な事はわからなかったので「所長が帰って来たらこちらから電話します」と言ってそのままになってしまいました。
何日かして電話するとやはり所長は留守でした。
違う所も聞いたのですがちっとも繋がらない所ばかりだったので諦めてしまいました。

それから1年たってまたCTを撮りました。
骨転移をすると最低年に1度はCTを撮って骨の状態を見なければならないのです。
すると先生は「今度は背骨に転移しています。」と言ってまた紙に書いて丁寧に説明してくれました。
「背骨に転移するとまれに脊髄に菌が行ってしまう人がいます。脊髄に行ってしまうとそこから下が麻痺してしまうので車イス生活になってしまいます。 これはいくら治療していても防ぎようがないので仕方ありません。」と淡々と言うのです。
あまりにも簡単に言うので私は人ごとのように聞いていました。
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