セミノハリセンボンの有性時代 
Teleomorph of Seminoharisenbon
Purpureocillium takamizusanense group *
Purpureocillium takamizusanense (Kobayasi) S.Ban, Azuma & Hirok.Sato, Int.J.Syst.Evol. Microbiol.65:2463, 2015.
.
Ascomycota / Pezizomycotina / Sordariomycetes / Hypocreomycetidae / Hypocreales / Ophiocordycipitaceae / Purpureocillium (紫赤僵病菌属)

2010年2月 京都市 Feb. 2010. Kyoto
2010年、京都のAさんがセミノハリセンボンを追培養して有性時代のストローマを発生させることに成功した。ストローマは尖頭の円筒形で長さ15〜25mm、径1〜2.2mm。灰白色、子嚢殻は埋生かわずかに斜埋生。孔口は暗褐色で微突出する。
* セミノハリセンボンの有性時代としてはコニシセミタケが知られるが、本種はむしろイリオモテクマゼミタケに似る。野生下では神奈川県で未熟な本種と思われるものが数例記録されている。

結実部 Sep. 2004. Yokohama

2004年12月 横浜市 Sep. 2004. Yokohama
子嚢 asci

子嚢胞子 ascospore
●参考文献 References (2), (3),

標本箱1・・前のページ・・次のページ