竹と遊ぼう

ー京都環境フェスティバルー



平成30年12月8日(土)・9日(日)の両日、京都府総合見本市会館(京都パルスプラザ)において 「京都環境フェスティバル2018」(主催:京都環境フェスティバル実行委員会)が開催され、 一般財団法人竹文化振興財団としてブースを出展しました。

「京都環境フェスティバル」は京都府と事業者団体などでつくる実行委員会が主催し、 府内で環境保全活動に取り組むNPO法人や企業、学校、団体が出展し、 環境を学び考える参加・体験型イベントとして平成2年より開催されています。

本財団では、京都竹材商業協同組合青年部「京都竹青会」の協力を得て、体験教室「竹と遊ぼう」コーナーを設置しました。 ブースに来た親子連れは竹青会のメンバーの指導を受けながら、竹トンボや竹笛(うぐいす笛)を製作し、 完成した竹トンボや竹笛で楽しんでいただきました。



出展ブース風景


製作を見守る竹青会の人たち.


親子で竹笛つくり



この体験コーナーは京都竹青会が事前に竹トンボや竹笛の材料を加工準備し、作業台の設営、 小刀や接着剤等備品を整えるとともに、小さな子供たちに小刀の使い方を指導をいただきました。

参加した子供たちは小刀を使うのも、また、竹に触るのも初めてで、竹の感触と共にその堅さを実感し、 竹への関心を高めていました。

このブースでは、正面に大覚寺の竹林の写真を中心に、十種類の竹の写真パネルを展示の他、 エジソン電球模型の展示では、竹のフィラメントが放つ淡い灯りに歓声があがっていました。

また、日本特用林産振興会制作のDVD「京銘竹」(20分)を上映し、竹への理解を深めていただきました。

2日間のブース出展を通じ、来場された皆様に竹に触れていただき、竹のことを考える機会を提供するなど、 盛況のうちに終了いたしました。


竹青会のメンバー、手を取り指導


DVD「京銘竹」を鑑賞