最近の「竹一株植えつけ運動」



令和4年度の植竹寄贈

令和4年度の竹一株植え付け運動は、京都市立音羽小学校および別府市竹細工伝統産業会館で実施されました。
本会の「竹一株植え付け運動」は、昭和58年度から全国の小・中学校等に植竹寄贈し、今年度の取り組みで、全国の小・中学校には303件、教育機関には19件、合計322件の実施となりました。

1.京都市立音羽小学校への植竹

所在:京都市山科区音羽森廻り町32
日時:令和4年10月28日(金)
寄贈:クロチク(黒竹) 3 株

 同校は、京都市の山科区に位置し、周辺が宅地に囲まれた場所にあり、校舎も4棟と広いグランドが建ち並び花壇も各所にあり、植林されています。
そのうち、空いている花壇にクロチクを植竹しました。
同校には、5、6年生で環境委員会が構成されており、その児童が植竹場所に集合し、まず本会和田事務局長が鍛治真知子校長に植竹目録を贈呈、続いて校長、教頭、代表児童が植竹した根元に順次スコップで土をかける植竹セレモニーが開催されました。
 その後、参加した5、6年生の環境委員15名が同校会議室に集合して、本会渡邊専門員による「竹のおはなし」を聞き、植竹寄贈を終えました。


植竹目録の贈呈式


植竹セレモニー


児童に「竹のおはなし」

2.別府市竹細工伝統産業会館への植竹

 令和4年2月に開催予定だった全日本竹産業連合会の「第62回全国竹の大会大分県大会」がコロナのため中止となったため、別府市竹細工伝統産業会館への植竹寄贈は、令和4年5月27日に同会館内にクロチク(黒竹)3株を植竹寄贈しました。
 そして、令和5年2月17日に開催された「第63回全国竹の大会大分県大会式典において、本会理事長に代わり渡邊専門員から同産業会館宮坂美穂館長に植竹目録が贈呈されました。
 なお、大分県におけるマダケの生産量は全国第1位を誇り、別府市における竹細工は国が定める「伝統工芸品」であり、同会館はその中心的役割を演じていることから、植竹寄贈して竹工芸の振興発展を祈念しました。


別府市竹細工伝統産業会館への目録贈呈


植竹


全国竹の大会大分県大会