竹一株植えつけ運動

 竹は緑化、防災、観賞など木に優る機能を持ち、年中緑を保ち、かつ、大気汚染に強い。
その上、竹林では土中に広がる地下茎ネットワークによって、山崩れ、河川堤防の決壊を防ぎ、 地震のときの安全な避難場所となります。

 また、竹は毎年多くのタケノコ、若竹を生むので、毎年古くなった竹をきって多岐の用途に充てることができます。
さらに、竹の持つ強い生命力や、協同力など数々の特性は、人生の教訓として貴い示唆を与えています。

 このように大切な竹の有用性を、一人でも多くの人々に知っていただき、竹を見直し、活用されることを切に願うものです。

 そのためには、すべてに印象を強くする子供時代から竹を観察し、竹に親しみ育て、手に取る環境作りが大切です。 植えられた一株の竹が、いつまでも若竹を生み、竹の子孫がいつまでも繁栄していくその姿を子供時代から観察し、 また、竹を手にして細工をしてみたりしながら人生の生き方を学ぶ機会が必要です。

 このような趣旨から、全国の小・中学校に竹を植えていただく「竹一株植えつけ運動」を提唱しています。

この事業は、昭和58年より「宝酒造株式会社」(京都市)の全面的なご協賛により継続実施してきたもので、 現在までに全国293校に植竹寄贈してきました。

平成19年度、21年度、22年度および25年度の植竹寄贈につきましては、当会のこの「竹一株植えつけ運動」事業に対し、 (社)国土緑化推進機構「緑の募金」のご支援をいただき、実施しています。

竹文化振興協会では、この事業を今後も引き続き展開し、子供たちの教育を通じて竹の見直しと啓発活動を推進していきます。