オプションと別の行使価格のオプション、原資産、先物などを組み合わせた投資戦略の損益が、簡単にシミュレーションできるソフトです。Traderを使うと、以下ような問題をシミュレーションによって、すぐに解決することができます。これは日経平均オプションの例ですが、Traderは商品先物のオプション、通貨オプションなどにも利用できます。
行使価格16,000円のコールを325円で買い、行使価格15,000円のプットを35円で売り建てた。相場が下落しても儲けるには、先物を使って、どのような売買をすればよいか。 |
以下の損益図は、Traderを使って先物市場で日経平均を16,010円で売却したときのシミュレーション結果です。相場が下落しても、デリバティブ取引では儲けることができ、現物のみの投資との違いがここにあります。この例はベア・スプレッドといって、先物と2銘柄のオプションを組み合わせた投資戦略のひとつです。
「オプション取引の技」もご覧ください。