ボウリング

 最近、ユウはボウリングによく行きます。やっと、身体が大きくなり、好きなボウリングを楽しめるようになったからです。


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 小さい頃から、ボウリング場のレストランは、よく利用しました。フォークが落ちたり、コップが割れる音でも、かんしゃくを起こす様なこどもでしたので、比較的すいていて、窓からボウリングが見られ、退屈しにくいレストランは、助かりました。

 ユウは、ボウリングをすることもですが、同じくらいか、より以上に、ピンがセットされ、ボールが返ってくるのを見るのが好きです。よく、おもちゃのピンをセットする遊びをやっていました。家の端にピンをセットし、玄関からプラスチックのボールを転がしていき、ピンを倒し、その後バケツをピンにかぶせる遊びです。それならと買い与えた、ファミコンのソフトもお気に入りでした。

 1ゲームの点数は、30〜60ピンですが、先日はガターばかりで4ピンでした。わざとガターを楽しむことの多いユウも、あせって手をひっぱり援助を求めましたが、教えるほどひどくなり、コミュニケーションにも限界がありますので、コーチをあきらめました。また、得意な視覚から情報をいれるため、ビデオでも捜そうとおもっています。

 ボウリングは、社会性に劣る自閉症の人にも向いている、数少ないレジャー、スポーツです。一人ででも、カウンターで、援助して欲しい内容を書いたカードを見せ、ゲームを楽しむことは、ユウにもできると思います。カラオケともに、将来の余暇の1つになればと願っています。

   


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