いつかはこのような事態が起きることは予想してはいましたが、年賀状が電子データ化されてから17年目にして初めての
「喪中」という事態に見舞われました。
よく、「子供だけの写真を載せた年賀状を送るべきではない」という議論を耳にしたことがありましたが、
その意味するところを、実際にその立場になってよく理解できました。
本来の意味で言うと喪中には当たらないのかもしれませんが、そういう年賀状をもらいたくないという気持ちから、
あえて喪中とさせていただいた次第です。
さて2011年は、何と言っても3月11日に発生した東日本大震災に尽きるでしょう。 2万人余りもの人命が主に津波で失われ、合わせて発生した福島第一原発の炉心融解事故では、 周辺住民の長期にわたる避難を余儀なくさせるとともに、日本全体の電力状況に深刻なダメージをいまだ与え続けています。 その意味では日本全体が喪に服してもいいのではないかという状況ですらあります。
というわけで、もし年賀状を作っていたとしても、めでたいというイメージは沸いてこなかったことでしょう。
一応のラフスケッチだけでも記録に残すとするならば、まずは
がんばろう日本のロゴが入り、
日本の復活再生を願う富士山の日の出に、
2011年のサッカー女子W杯ドイツ大会で優勝した「なでしこジャパン」を入れ、
干支関係では、かつての「まんが日本むかし話」のオープニングをパクらせてもらうような感じだったと思います。
さすがにポポポポ〜ンは却下。