前年に母方の祖母が亡くなりました。ところがいろいろ調べてみたところ、同居していない祖父母の逝去という場合に喪中として年賀状を控えるのかどうかは結構微妙な状況のようでした。
亡くなったのが3月ということもあり、喪に服する期間も年末には既に終わっていることになります。
という悩ましさがあったところ、それとはまた別に、新たに授かって第二子となるはずだった胎児が晩秋に天に還ってしまうという事態
(これも喪中とするかはまた判断の分かれるところのようですが)もあったので、3年前と同様、喪中につき年賀状は出さないこととしました。
ただややこしいことに、2014年に引っ越しをしており、転居のお知らせを無精して年賀状でついでに知らせようというあてが外れてしまいました。
これまた調べてみると、喪中のお知らせはあくまで喪中のお知らせなので、そこで転居案内を兼ねるのはあまり考えられないということのようでした。
というわけで、喪中のお知らせに新住所を記載のうえ、「住所が変わりました」とこっそり書き足すという苦肉の策を取りました。
このようなケースはあまり一般的ではないようです。
さて2014年は、個人的には、念願のマイホームが完成し移り住みました。
これをベースのネタにして、不動産広告のチラシをパロディ化した年賀状デザインを考えていたのですが、先に述べたとおり出番なく終わりました。
今後新築予定のある方、存分にネタをパクっていただいて構いません。
なお、スマホには手を出さないと頑なまでにガラケーを愛用していましたが、タブレットを購入してガラケー&タブレットの2台持ちというモバイル環境となりました。
世の中の話題は、現代のベートーベンから一転、ゴーストライター騒動となった偽装聴覚障害の作曲家S氏、政務活動費不正流用の糾弾会見で号泣する様子が世界中に出回るN市元議員のN氏、
ノーベル賞級の大発見かと思われたが一転、とんだガセネタとなったO女史のSTAP細胞騒動など、ワイドショーネタには事欠かない一年でした。
お騒がせトリオは「ダメよ〜、ダメダメ」でしたが、青色LED発明の日本人科学者3名は正真正銘のノーベル物理学賞を受賞しました。
政治経済では、4月に消費税が8%に値上げされて反動による消費の冷え込みが大きく景気は足踏み、10%への再値上げは延期となりました。
予期せぬタイミングで年末のどさくさに行われた衆院解散で安倍首相の自公政権は依然として安定多数維持となりました。
景気が良くなったという実感はないのに、アベノミクス効果なのかどうか、円安・株高は進み、一部の企業・投資家には恩恵はあったものの、大多数の労働者の賃金は上がることはありませんでした。