平成14年11月に青少年科学の祭典京都大会(青少年化学センター)で上記のタイトルを行いました。
1.光の万華鏡とは
蛍光灯や白熱電球の光のように白色光が分光シートを通ると、いろいろな色に分かれます。この現象を利用すると、きれいな光の模様の見えるものを作ることができます。のぞいてみると万華鏡のようにきれいになるので光の万華鏡と呼んでいます。(鏡は使っていません)
2.分光シートって何?
この工作で使う分光シートは1mm角あたり縦横40本の筋が格子状についています。このように1mmあたり数十本〜数百本のように筋がついている物を回折格子と呼びます。ホログラムシートやグレイチングとも呼ばれます。
3.作り方
@大、小の紙コップを用意します。2つともコップの底の中央に1cm角程度くり抜き、分光シートをはり つけます。
A大きな紙コップの方のみ黒画用紙で口側をおおい、のりではりつけます。
B画びょうであなを何か所かにあけます。
C大きな紙コップの下に小さな紙コップを重ね、電灯の光の方に向け分光シート側からのぞきます。小さな紙コップをまわすとほら万華鏡のよう・・・
4.気をつけよう
目をいためる恐れがあるので、太陽やレーザー等の強い光を直接見てはいけません。
5.もっとくわしく知るために
参考にしたHP Onsenキッズ 「工作しよう!」 工作タイトル 「光の万華鏡」
これを書いた人Onsen 宮下 繁(みやした しげる)