カメラ雑感
デジタルのみですが・・・

カメラ、時計、模型用特殊工具
ジャパンホビーツール・ドットコム


オリンパス
OLYMPUS
E-10

2000年10月販売

使用期間
2005年10月〜2006年7月

 C-2500Lの後継機として販売された、レンズ一体型一眼レフデジタルカメラ。

 業務用のプロユースやハイアマチュア向けとして開発販売され、定価は198,000円。
 C-1400LやC-2500L同様、レンズは固定式だが、完全な一眼レフデジタルカメラカメラ。
 2000年当時の雑誌に開発者のインタビューが掲載されていて、他のメーカーからは既存のマウントのレンズが使えるデジタル一眼レフガメラが発売されているのに何故レンズ一体型なのかという質問に対して、「デジタルカメラは発展途上でレンズ交換式は時期尚早と判断したと」の答えだった。
 20万円と高価なものの、当時他社から販売されていた、既存マウントのレンズが利用出来るレンズ交換式一眼レフデジカメは、安いモデルでも倍以上はしたのて、それと比較すると安価だったのか、当時はかなり売れた人気商品だった。

 定価19,8000円、実売価格で15万円前後は、当時のカメラに対する金銭感覚から言えば論外の価格帯だったが、発売から5年が経過して価格が随分やすくなってからYahooオークションで購入。純正のカメラバッグやメモリ、充電器や充電池の含めて35,000円程だった。
 発売されて9年を経過しているので数自体は少ないが、Yahooオークションで「E-10 オリンパス」「E-10 olympus」で検索すると本体や関連商品の出品がヒットする。

 ズーミングは普通の一眼レフカメラと同じ、手動で、電源が入っていなくても画角の調整が出来る。
 レンズ交換式の一眼レフカメラでは当たり前とは言え、入手したカメラでは初めての体験だったので感動した。

 オリンパスのサイトではコンパクトデジカメに分類されいる。
 20〜60cmまでの撮影距離ではマクロモードにする必要が有るのと、センサーサイズは2/3(1/1.5)インチと小さいので、その点はコンデジっぽいが、本体重量1kgはちっともコンパクトでは無い。

 後継モデルとして500万画素のセンサーを搭載したE-20が発売されたが、搭載されたレンズはE-10の400万画素のセンサー向けに開発された事も有ってが、画質に関してはE-10の方が良いと言う話を良く聞いた。
 オリンパスの現行モデルでE-30が発売されているが、こちらはフォーサーズマウントのレンズ交換式一眼レフデジカメ。

 全体的に処理が遅かったり、フォーカスポイントは中央一点のみだったりする反面、背面液晶かバリアングルで、ライブビューによりウエストポジションの撮影が可能と先進的な盛り込まれていたりもした。
 ただ、ライブビューはあくまで画角の確認の為だけの物で、表示拡大は出来ず、精密なピント合わせが要求されるフィギュアや模型の撮影には役に立つ機能とは言えなかった。

 画質はC-2500Lの後継機といった感じで比較的落ち着いた色調だった。

 400万画素と画素数に余裕が有り、Web素材の製作はかなり楽だった。
  最高感度での撮影でも、webサイトで掲載向けに縮小するとノイズがかなり抑えられるので、照明が暗く撮影が難しい、 模型イベントでのWeb掲載向けの素材撮影は手ブレ補正機能の有るPowerShot Pro90isよりも歩留まりが良かった。

 2006年7月EOS Kiss Nへの買い替えに伴い売却。
 

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