カメラ雑感
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キヤノン
Canon
EOS Kiss DIGITAL N

2005年3月販売

使用期間
2006年7月〜2007年10月

 初めて現行商品を購入したカメラ。
 このモデルの系統は現在も展開中で、後継機のEOS Kiss DIGITAL X、DIGITALの表記が取れたEOS Kiss X2を経て、現行モデルはEOS Kiss X3となっている。

 オリンパスE-500の紫の再現性には落胆したものの、800万画素の編集の楽さや知人のEOS 20Dの高感度撮影のノイズの少なさから、照明が暗いイベント撮影も楽に行えるのではと期待して、カメラのキタムラのネット中古で扱っていた商品をE-500をメーカー送りの際に利用したキタムラで取り寄せで購入。

 キタムラのネット中古のシステムは中々優秀で、全国に有る中古商品を登録されていて、それを最寄のキタムラの店舗に取り寄せて貰い現物を確認してから購入を決める事が可能だ。
 値付け関しては全体的に、Yahooオークションの落札相場よりもり多少割高だが、半年程度の保証を付けてくれるので、現物確認後に購入を決められる事を考えると価格差以上のメリットは有ると思う。
 この時に購入したEOS Kiss DIGITAL Nの価格はAB品で53,000円と、当時のYahooオークションで美品とする出品物との相場とそれ程変わらない価格だったが、付属品に欠品は無く、ストラップに取り付けらける小型の赤外線リモコンシャッターボタン付きだったので、むしろお買い得な商品だった。

 一眼レフデジタルカメラでは販売首位に何度もなった商品だけに、発売から4年を経過した現在でも中古の流通量は多く、Yahooオークションでもく、「eos kiss digital n」で検索すると関連商品を含め、複数の出品を確認出来る。
 ボディ単体なら2万円、レンズキットなら3万円も出せば程度の良い物が買える様だ。

 レンズは事前に購入していた、あまり映りの良く無い、トキナーの古い標準レンズ(詳細は忘れたが多分28-70mm F2.8)しか手元になかったが、E-500で問題だった紫は問題が無い所か、色の再現性が非常に高く、E-10を含めて「今迄のデジカメは何?」と思えるくらいの違いだった。  
 これはセンサーが大きい事が少なからず影響している様だ。


 EOS Kiss DIGITAL Nのセンサーサイズは22.2mm×14.8mmmなので、図よりはほんの少し小さいものの、比較図の上から二段目のAPS-CがEOS Kiss DIGITAL、一番下の2/3がE-10のセンサーサイズに相当する。
 有効画素数の差は二倍強にしか過ぎないが、面積は約5.7倍と画素一つ当りの受光量が大きく異なり、これだけの差があれば、画質や色の再現性が全く異なるのは当然だろう。

 使っていたプリンターが当時現行商品だったキヤノンのMP500なので、純正プリンターと言う事もあってか印刷は非常に綺麗だった。
 同じレンズを使用して、知人のEOS 20Dと比較した所、RAWデータを調整すればそれ程差は無いが、JPEGでは発色や画像の鮮明さはEOS 20Dを上回っていた。

 E-500よりは古いので動作の軽さに関しては若干劣っていたり、液晶が1.8インチと小さかったり、ブレビュー機能が今ひとつ貧弱ではあったが、E-10とは比較にならない程の快適さだった。

 模型イベントでの撮影に関しては、ISO1600ですら今までにない綺麗さで、手ブレによる失敗は殆どなくなった。
 しかし、慣れてしまえばISO1600のノイズは気になってくる物で、感度を低くすればノイズは減り、綺麗な写真になるのだが、シャッタースビードを長くしなければならない為、手ブレによるの影響が大きくなるので、この点に関してEOS 40Dに買い換え、手ブレ補正付きレンズを幾つか試した現在でも悩み所だ。

 2007年10月。EOS 40Dへの買い替えに伴い知人に売却。



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