野望のルーツ
フルスクラッチなんですけどね・・・

第6回

 一年以上間が開きましたがそれが不定期連載と言う物です。





 上の写真の物は第一回から掲載している物で、日記の作業ログではAとしてる物です。
 前回から変った所は、胴体と両足、ブーツの左と左腕の部分顔、後ろの髪の毛と言った主だったパーツをシリコンで型を取り、ポリパテに置換しています。大きな形状の変更はブーツの大型化程度ですが、細かい部分は色々弄っています。
 自立するのですが、撮影中に倒れた際の破損が怖いので寝かせて撮影した為、写りはかなり不自然ですが、一通りのパーツが揃った状態です。ここから形が変る可能性が有るパーツは、調整を必要とする髪の毛と、現在大型化して形出ししている途中のブーツではないかと思いますが、全体のバランスを見て盛り削りする事はなきにしもあらずといった所です。
 ブーツと髪の毛の成型が終われば、モールディングと表面成型を経て完成という具合ですが、まだまだ時間が掛かりそうな気配てず。

 大きさは1/6スケールで作っているのですが、500円玉と比較すると一般的な1/6スケールのフィギュアよりも大きく感じられるかもしれません。が、MAXファクトリーの同スケール白怒火と並べると丁度良い感じの大きさで、白怒火は頭頂高で30cmなのでフルサイズに換算したら180cm、Aは29cmでヒールの1cmを差し引くと28cmフルスケール換算で168cmと何れも現実的な数字で、サイズに間違いは無い様です。


 こちらは去年の秋から着手したゲームキャラで日記の作業ログではBとしている物です。
 ローアングルから見る様に作っています。
 こちらはインダストリアルクレイ(アルテ65)で大まかな形を作り、その後ポリパテやシリコンで型を取りポリパテに置き換えると言う方法を取っています。
 一番最初にスカートを型取りして、置き換え素材にウレタンを使用したのですが、切削性が今一で、盛り削りが前提であればポリパテが一番作業し易い様です。
 インダストリアルクレイで作った髪の毛が有ったのですが、首の角度を決めてダボ成型している際に崩壊してしまいましいました。接地させる面積が大きいので、髪の毛はポリパテを直接盛り付ける予定です。
 髪の毛とタイを作ればパーツが全て揃う事になりますが、塗装を考えるとV字ネックの服から出ているシャツの襟は分割した方が良いのですが、分割するとなるととてつもなく面倒な事になりそうです。
 足が長すぎる感があるので、最終的に詰めるかも知れません。
3/1 ’05

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