大阪の地下鉄、本町駅から歩いてすぐのマンションに、先生のスタジオがあります。
スタジオの棚一面にエッグ・アートの作品が、ずらりと並んでいます。
先日またスタジオにお尋ねし、新しい作品の写真を撮らせて頂いてきました。
左の写真が先生の最新作で、ダチョウの卵にデコパージュの技法で作成されています。
春らしい小鳥と桜の木の絵の中に、春かすみのように
パステのり無タイプ本金が付けられています。
パステ１００を刷毛でつけた後、のり無タイプ本金をつけて下さった、
和風な感じもするきれいな作品です。
昨年11月に作品展が心斎橋ギャラリーであり、大変なご盛況ぶりでした。
「やっぱりね、たくさん人が来てくださらないと、さみしいでしょ。
だから私の作品展は、パーティにしてしまうんですよ。」
備え付けられた棚にはたくさんのエッグの作品が並び、中央のテーブルにはワインやビールのアルコールの他、
チーズなどのおやつがてんこもりになっています。
一体ここは、サロンバーか何かですか？と、聞きたくなるような様子です。
「さぁさぁ、一緒にお祝いしてください。この後の営業は、大丈夫でしょ？
いける口なのは、承知ですからね。（笑）」
本当に飾らない、たのしい先生なんです。
たくさんのお客様と、可愛い作品たち、製作者の生徒さんたちでギャラリーはずっと、満員でした。
先生は、カットされた卵のからの上に、パステもよう箔のり付タイプをサイズに切って、貼ってくださってもいます。
つやを消すために、つや消しコーティング剤を、その上に塗ってくださっています。
もよう箔はそれだけで、きらきらひかるシートなので、ちいさなジュエリーにも簡単に使って頂けます。