日本は宣教の地です


 日本のクリスチャン人口は、わずかに1パーセント。

 イエス・キリストを信じても教会につながっていない人たちを含めても6〜7パーセントです。

 日本は、まだまだ、キリストの福音が明らかにされていない、

 福音が述べ伝えられていない未伝の地なのです。

 つまり、日本は宣教の地なのです。

 お隣の韓国では3人に1人はクリスチャンと言われ、

 経済成長著しい中国では、1億人を超える、

 ほぼ日本の人口と同じ人たちが改宗してクリスチャンになっています。

 そして東南アジア諸国やインドでも、

 キリスト教の信仰は急速に広まっています。

 では、なぜ、日本ではキリスト教の信仰が広まらないのでしょうか。

 聖書・バイブルでイエスは次のように語っています。


 「 もしだれも、あなたがたを受け入れず、

 あなたがたのことばに耳を傾けないなら、

 その家またはその町を出て行くときに、

 あなたがたの足のちりを払い落としなさい。」

 (新約聖書・マタイによる福音書・10章14節・新改訳聖書)


 言い換えれば、

 キリストの福音による救いを必要としている人は別にいる・・・ということです。

 この日本において、神の愛を必要としている人たちは別にいるのです・・・。

 日本の教会が、苦労して福音を伝えようとしても、

 なかなか福音を受け入れてくれない・・・・という声を聞きます。

 自分の生き方に凝り固まってキリストの言葉を聞こうとしない人たちにたいして、

 教会が持てるわずかな力を使うのではなく、

 本当に、キリストの愛を、キリストの言葉を必要としている人たちにたいして、

 教会は、神の啓示を、キリストの福音を、

 イエス・キリストの十字架の出来事の解き明かしをしなければならないのです。

 それが1パーセントに留まり続けているの理由なのです。

 日本の教会は、あまりにも分厚い壁にたいして、

 微力をもって、真正面から戦いを挑んでいるのかもしれません。

 それならば、迂回してでも、

 遠回りしてでも・・・・。

 外堀を埋めていく方法だってあります。

 本来、福音を伝えなければならない人たちにたいして、

 福音を伝えていないのかもしれません。

 エリコの城壁を崩されたのは、

 人間ではなく、神です。


 「信仰によって、人々が七日の間エリコの城の周囲を回ると、

 その城壁はくずれ落ちました。」

 (新約聖書・ヘブル人への手紙・11章30節・新改訳聖書)


北白川 スー

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Wrote up on 08 August 2011.