キリスト教の信仰は、おしゃれでクール

　キリスト教の信仰がおしゃれでクールなものでないなら、

　実際そうなのです。

　日本のキリスト教信仰は、まさしくそうなのです。

　自分の生き方を高め、行動に移すことのできる、

　実践的で、かつ何の希望も建設的なものがないなら、

　その信仰は、空しいものなのです。

　キリスト教の信仰の、

　おしゃれでクールな、わずかなシーンが、

　それも外国のシーンが、

　ときたまメディアで紹介されますが、

　キリスト教とは関係のないものまで、

　キリスト教の祭りであるかのように紹介もされます。

　日本のキリスト教については、

　まず紹介されることはありません。

　そして、キリスト教の信仰とは何か・・・、

　難しく言えば、その教義や教理といったものが、

　具体的に紹介されることは、まずありません。

　ノンクリスチャンから見れば、

　キリスト教の、まったくその実態というものは見えてこないのです。

　聞こえてこないといったほうが正しいでしょう。

　さらに、当の教会からも聞こえてはきません。

　聞いたことのない方を、

　どうして信じることができるでしょうか。

　聖書・バイブルは次のように語ってはいます。

　「 それから、イエスは言われた。

　全世界に行って、

　すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。」

　（新約聖書・マルコによる福音書・１６章１５節・新共同訳聖書）

　「 だから、あなたがたは、

　このパンを食べこの杯を飲むごとに、

　主が来られるときまで、

　主の死を告げ知らせるのです。」

　（新約聖書・コリントの信徒への第１の手紙・１１章２６節・新共同訳聖書）

　”福音 ”とは何でしようか。

　主（イエス・キリスト）の死とは何でしようか。

　キリスト教の象徴でもある十字架の意味は何でしょうか。

　イエス・キリストの十字架の出来事とは何でしようか。

　ひとりの人がすべての人のために死んだという出来事は、

　いったい何のことでしようか。

　これらすべては、

　キリスト教の教会が、教会の外にいる多くの人たちにたいして、

　わかりやすく語り説き、解き明かさなければならないものです。

北白川　スー

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