なぜキリスト教が広まらないのか・2・


 急激にクリスチャンの数を増している中国やインドやアフリカ諸国にくらべて、

 私たち日本では、

 キリスト教の教会の日曜日の礼拝に集まってくる人たちは、

 いまだに全人口の1パーセント未満という現状を、

 どのように見ればいいのでしょうか。

 聖書・バイブルは次のように語っています。


 「 また、滅びる人たちに対するあらゆる悪の欺きが行なわれます。

 なぜなら、彼らは救われるために真理への愛を受け入れなかったからです。

 それゆえ神は、彼らが偽りを信じるように、惑わす力を送り込まれます。

 それは、真理を信じないで、悪を喜んでいたすべての者が、さばかれるためです。」

 (新約聖書・テサロニケの信徒への第2の手紙・2章10〜12節・新改訳聖書)


 私たちは、真理を信じないで、不正を喜んでいると、

 いつわりを信じるままに放置されていると・・・・。

 真理である神を受け入れることをしない日本・・・・。

 待っているのは神の裁きだけなのです。

 とてもきびしい聖書の言葉です。


 「 ・・・・・・なぜなら、まず背教が起こり、

 不法の人、すなわち滅びの子が現われなければ、

 主の日は来ないからです。」

   (新約聖書・テサロニケの信徒への第2の手紙・2章3節・新改訳聖書)


 主の日とは、イエス・キリストが再びこの世界に来られるとき、

 その時こそ、最後の審判のときなのです。

 天国か地獄か、永遠の命へ移されるのか、

 それとも永遠の苦しみに落とされるのか。

 キリスト教が言うところの ”救い ”とは、

 まぎれもなく、地獄をまぬがれることが救いなのです。

 クリスチャンが依然として増えない日本・・・。

 言い換えれば、

 救いのための真理を受け入れない日本なのです・・・。

 滅びへとひた走っている日本なのです・・・。

 宗教活動が活発な国は、

 経済活動も、それに比例して活発であり発展しているのです。

 キリスト教の倫理はグローバルでスタンダードなものです。

 経済が低迷している日本・・・、

 それに比例してクリスチャンの数も増えない日本・・・。

 まことの神を知ろうとはしない日本、

 不正や腐敗や不法がはびこり、

 浪費にひた走っている日本・・・。

 真理ではなく別のものに置き換えることに熱心であり、

 自分の作ったものに信頼し、

 またそれに影響され、

 まことの神ならぬ神を作りだしてしまった日本・・・。

 見えない神を、

 本当に見えなくしてしまった日本・・・。

 キリストの教会は、

 私たちに、見える形で、

 イエス・キリストの十字架の死による贖いのわざ(あがないのわざ)という出来事を解き明かしているだろうか。

 世界の終焉が近いのなら、

 なおさら急がなければならない・・・・。

 それがキリスト教の教会が負っている、

 いまだ救われていない人たちにたいする責任なのです。


北白川 スー

関連記事・「イエス・キリストの十字架」

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Wrote up on 10 October 2011.