福音は、世の中を変える



「わたしは福音を恥としない。
福音は、ユダヤ人をはじめ、ギリシア人にも、
信じる者すべてに救いをもたらす神の力だからです。」

(新約聖書・ローマの信徒への手紙・1章16節・新共同訳聖書)

福音とは、ひとりの人がすべての人のために死んだという、
イエス・キリストの十字架の死による贖いのわざだからです。

福音には、世の中を変える力を持っていることを、
福音をごく個人的なものとしてとらえている人は、
なかなか理解できないかもしれない。

・・してください、してくださいと・・。
個人的な望みを願いを聞き入れてくださるのが神なら、
それは、ご利益信仰のほかの何ものでもない。

福音は、すべての人に向けて明らかにされた神の啓示である以上、
福音は、人の思いや言葉や行為行動を改める力を持っているのです。

「あなたがたの内に働いて、
御心のままに望ませ、
行わせておられるのは神であるからです。」

(新約聖書・ピリピの信徒への手紙・2章13節・新共同訳聖書)

多くの人は、日々の問題に気がうばわれ、
それが自分の望むように、自分の思う通りになることを求めます。
自分の思う通りにならなければ、ストレスとして心を苦しめます。

しかし、
福音が、根本的にそれらの問題を解決することを知らせなければならないのです。
それが、自分の思う通りにならなくてもです。

私たちは、生まれながらに、生まれながらの、
自分たちの本当の姿が見えなくなっているのです。
本当の姿を見せる出来事が、
私たちの本当の姿を映し出す出来事こそ、
イエス・キリストの十字架の出来事なのです。

罪人として裁かれる存在なのです。


北白川 スー

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Wrote up on December 19, 2014.