減り続ける日本人、増える外国人



現実の日本のキリスト教の教会といえば、
信徒の高齢化が進み、
礼拝に集まる日本人の数は減り続けています。
減少傾向は際立って目につくようになりました。

その一方、増えているのは、
日本で働くこととなった外国のクリスチャンたちです。

さらなる傾向は、
洗礼を受けてクリスチャンとなった若い女性たちが、
ノンクリスチャンと結婚すれば、
その足は、教会から遠のくばかりです。

教会の人間関係に疲れ果て、教会から離れてしまった人たちもいます。

聖書は、福音が語られるところでは、
その数を増やしていると語っています。

「そして日々心を一つにして、絶えず宮もうでをなし、
家ではパンをさき、よろこびと、まごころとをもって、食事を共にし、
神をさんびし、すべての人に好意を持たれていた。
そして主は、救われる者を日々仲間に加えて下さったのである。」

(新約聖書・使徒の働き・2章46~47節・口語訳聖書)

日本人が減り、外国人が増えているのが、
日本のキリスト教の教会の現実です。

明確なことは、
福音が語られなければクリスチャンは生まれません。
福音が語られなければ、何の変化も起きません。
イエス・キリストの十字架の死による贖いの業という出来事が、
説かれず解き明かされないのなら、何の変化も起きません。

「ユダヤ人とギリシア人の区別はなく、
すべての人に同じ主がおられ、
御自分を呼び求めるすべての人を豊かにお恵みになるからです。
主の名を呼び求める者はだれでも救われる」のです。
ところで、信じたことのない方を、どうして呼び求められよう。
聞いたことのない方を、どうして信じられよう。
また、宣べ伝える人がなければ、どうして聞くことができよう。」

(新約聖書・ローマの信徒への手紙・10章12~14節・新共同訳聖書)


北白川 スー

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Wrote up on August 04, 2018.