すべての人への福音
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 キリスト教が言っている福音とは、
 まぎれもなく、ひとりの人がすべての人のために死んだという出来事です。
 イエス・キリストが十字架にかけられ、
 すべての人の罪をその身に負い、
 命をささげることによって、
 すべての人の罪の代価を贖って(あがなって)くださったという出来事です。
 イエス・キリストの十字架の死による贖いのわざ・・・という出来事こそが福音なのです。
 この日本では、1億2千万あまりの人たちが暮らしています。
 キリストの福音の対象は、その1億2千万人なのです。
 日本の1億2千万人の人たちにキリストの福音を伝えることが、
 キリスト教の教会としての責任ということになります。
 そのためにこそ教会は町々に建っているのです。
 「 それから、イエスは言われた。
 全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。
 信じて洗礼を受ける者は救われるが、
 信じない者は滅びの宣告を受ける。」
 (新約聖書・マルコによる福音書・16章15〜16節・新共同訳聖書)
 つまり、日本のキリスト教のビジョンは、
 1億2千万人、すべての人が天国へ行くことができるようにすることがビジョンなのです。
 天国への切符を手にしてもらうために、
 キリスト教の教会は社会の中に建っていると言っていいのです。
 「 わたしは福音を恥としない。
 福音は、ユダヤ人をはじめ、ギリシア人にも、
 信じる者すべてに救いをもたらす神の力だからです。」
 (新約聖書・ローマの信徒への手紙・1章16節・新共同訳聖書)
 簡単に言えば、天国か地獄かどちらを選びますか・・・と、
 罪人は地獄へ、
 神の前で正しい者は天国へ・・・。
 イエス・キリストを自分の主として信頼する者は、
 神の前で正しい者として認められ、
 天国への切符を手にすることができるのです。
 しごく単純なものなのですが、
 なかなか日本ではキリスト教が広まりません。
 どうしてなのでしょうね・・・・。
北白川 スー
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Wrote up on 30 September 2011.