キリスト教の信仰において肝心要な要素



キリスト教の信仰において、
根本的な基本的な肝心要な要素は、いったいどういうことなのでしょうか。

高齢化の進む日本です。
キリスト教の教会においても信徒の高齢化は加速しています。
クリスチャン人口も減少の方向に急速に傾いています。

人口が減少の方向に傾いているからと言って、
新たにキリスト教に改宗する可能性のある人たちも減少しているのではありません。

もともと福音宣教が進んでいない日本の社会なのですから
宣教が布教が進めば、クリスチャンは増えるはずです。

現実は、”信仰に生きる人”が生まれて来ないだけなのです。
キリスト教界の社会にたいするアクションが希薄なのですから、
信徒が増えるはずがありません。

その信仰とは、いったいどういうものなのでしょうか。
「福音には、神の義が啓示されていますが、
それは、初めから終わりまで信仰を通して実現されるのです。
「正しい者は信仰によって生きる」と書いてあるとおりです。」

(新約聖書・ローマの信徒への手紙・1章17節・新共同訳聖書)

この聖書の記述は難しく、理解するには知識が必要かもしれません。
しかしながら、キリスト教においては、最も大切なテーマなのです。

福音を聞かないところでは、信仰は生まれるはずがないのです。
クリスチャンを生かしているのは福音なのですから。

福音とは、ひとりの人がすべての人のために死んだという出来事、
神のひとり子イエス・キリストの十字架の死による贖いの業
(あがないのわざ)という出来事のことです。

神の義とは、いったい何でしょうか。
信仰とは、いったいどのようなことなのでしょうか。

信仰とは、神の義に応える義なのです。

福音には神の正しさが啓示されています。
正しい者は、その神への信仰によって生きるのです。

しかしながら反論も届いています。
イエス・キリストを知らなくても信仰は持てるからです。
それが日本の現状なのかもしれません。


北白川 スー

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Wrote up on October 14, 2018.