霊魂は生き続けるという信仰



多くの人間の命が失われた、
阪神、淡路大震災から20年の年月が流れ、
早くも東日本大震災から4年となった。

しかし未だに多くの解決しなければならない課題を抱えている。
復興とは何なのだろうか。

かつて生きていた家族や友人の思い出に生きることによって、
また、人の輪が、つながりが、力や希望を与えると人は言う・・・。

日本人の伝統的な信仰は、
人の霊魂は死んでも生き続けると信じています。

聖書・バイブルは、人を生きるものにされたのも、
命を取られるのも、
創造主なる神だと言っています。

私たちは、その生命を神から受けた存在であることを忘れてはなりません。
人間は、創造主なる神から与えられた霊なる命によって、
生き、また神と結びついているのです。

私たちは、深く大きな経験を重ねました・・・・・。
しかし、深く大きな経験から教訓を学んで、
将来に向けた社会生活の指針を見出し、
向かうべき確かな道筋を作り上げ、
これからの暮らしに活かしていくことが求められているはずです。

かつて生きていた人に涙し、
助けることのできなかったと自分を責め苦しむだけでは・・・・。

地震や津波は、ダイナミックな地球の営みです。
それを人災にしてしまったのは私たちの愚かさです。
なぜ経験は生かされないのでしょうか。
再び、いや幾度も同じ過ちを犯してしまう私たちなのでしょうか。

聖書・バイブルは、人間の弱さ愚かさを明らかにしています。
何に聞き従えば良いのかも明らかにしています。

私たちは何から救われなければならないのでしょうか。


北白川 スー

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Wrote up on January 17, 2015.