福音とは何か・・おどろくべき出来事である
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 福音とは何かと問われれば、
 まぎれもなく、それは、ひとりの人がすべての人のために死んだという出来事ですと答えなければなりません。
 イエス・キリストの十字架の死による贖いのわざ(あがないのわざ)という出来事の内容と意味なのです。
 そして、それを、私たちに与えられ、
 受け取り、
 受け入れ、
 承認することなのです。
 その福音を受け入れることにより、
 生活、暮らしは、人生は、一変します。
 すべてが変わるのです。
 目指すもの、頭の動き、
 毎日の生活の様子まで。
 すべてが変わるように自ら動き出します。
 古きは過ぎ去り、すべてが新しくなるのです。
 過去に生きるのではなく、明日に向かって生きるのです。
 今まで築いてきたものを捨て去り、
 新しい価値観のもとで生きていくのです・・・。
 あまりにも福音が、おどろくべき出来事だからです。
 アメージング・グレイスなのです。
 しかし、
 変わることへの抵抗も大きく、
 変わることへの恐れから、
 福音を受け入れることを拒むことも起きてきます。
 あくまで私たちは受け身の立場なのです。
 ですから、自己中心的な人や、
 人間中心的なの考えかたの人は、
 なかなか福音を受け入れることはできません。
 福音を受け入れるということは、
 イエス・キリストと結ばれることを意味し、
 新しくキリストによって創造された者なのです。
 古いものは過ぎ去り、新しいものが生まれるのです。
 「 だれでもキリストのうちにあるなら、
 その人は新しく造られた者です。
 古いものは過ぎ去って、
 見よ、すべてが新しくなりました。
 これらのことはすべて、神から出ているのです。
 神は、キリストによって、
 私たちをご自分と和解させ、
 また和解の務めを私たちに与えてくださいました。」
 (新約聖書・コリントの信徒への第2の手紙・5章17〜18節・新改訳聖書)
北白川 スー
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Wrote up on 13 November 2011.