ラザロよ出てきなさい



感動もなく、説教の途中で居眠ってしまった・・・・。
いつものことだが、会衆は10人もいればよいほうだ。
以前に比べてもさびしいものだ。

墓に葬られ、死後4日も過ぎて、
死体もすでに腐敗して臭くなっているラザロを、
イエスは生き返らせてくださった・・・。

・・・ラザロよ、出てきなさい。
死んでいたラザロは、手足を長い布で巻かれたまま出てきた。
ラザロの顔も布で巻かれていた。
イエスは言われた。
ほどいてやって帰らせなさい。・・・

「イエスは、『もし信じるなら、神の栄光が見られると、言っておいたではないか』と言われた。
人々が石を取りのけると、イエスは天を仰いで言われた。
『父よ、わたしの願いを聞き入れてくださって感謝します。
わたしの願いをいつも聞いてくださることを、わたしは知っています。
しかし、わたしがこう言うのは、周りにいる群衆のためです。
あなたがわたしをお遣わしになったことを、彼らに信じさせるためです。』
こう言ってから、『ラザロ、出て来なさい』と大声で叫ばれた。
すると、死んでいた人が、手と足を布で巻かれたまま出て来た。
顔は覆いで包まれていた。
イエスは人々に、『ほどいてやって、行かせなさい』と言われた。」

(新約聖書・ヨハネによる福音書・11章40~44節・新共同訳聖書)

日本のキリスト教と言えば、依然として人口比にして1パーセントである。
日本のキリスト教は、長年にわたって死んだままなのだ。
いつになれば生き返るのだろうか。
いつになれば、新しくされるのだろうか。

今のままで良いはずがない・・・・。

「イエスは言われた。
わたしは復活であり、命である。
わたしを信じる者は、死んでも生きる。」

(新約聖書・ヨハネによる福音書・11章25節・新共同訳聖書)

この日本・・、
神の栄光を見るときは来るのだろうか。


北白川 スー

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Wrote up on June 14, 2018.