いっこうに増えないクリスチャン



聖書・バイブルの記述は、
全世界に出て行って福音を宣べ伝えよと指示している。

「 それから、イエスは言われた。
「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。」

(新約聖書・マルコによる福音書・16章15節・新共同訳聖書)

しかし、こと日本においては、
聖書・バイブルが予測し期待した通りには事は実現していない。
長年にわたって何ら変化が見られないのが現実の日本です・・・。
依然として、少数派に甘んじ、マイノリティーなのです。

信徒の高齢化が進み、信徒数の減少さえ見られます。

日本には、約8000ヶ所のプロテスタントの教会が建っています。
毎日曜日に行われる礼拝に集う人たちは、
10~20名といったところでしょうか。

礼拝に集う人たちを平均20名として、
8000×20は、16万人。

日本の総人口を、約1億2500万人として、
その1パーセントがクリスチャンとすれば、125万人となる。

8000の教会が、各々100名の礼拝者数を数えたとしても、
その数は、80万人です。
1パーセントに遠く及ばない数値なのです。

キリスト教には、カトリックやプロテスタント、
他にキリスト教と言われる団体などが存在しています。

仮に、8000のプロテスタントの教会が、
各々の教会が、信徒の一人一人が、
問題意識を持って福音宣教に取り組んだとすれば・・・・。
少なくとも現状に変化を与えるかもしれません。

信頼できる統計調査によれば、
自分はクリスチャンだと答えた人たちが、
6パーセントも存在していると報告しています。

この数値は何を意味しているのでしょうか。

明日への希望を見出せない日本・・・・。
さまざまに問題を抱え苦しんでいる人たちの多さ・・・。
人生を支えるものさえ見失い・・・、
多くの人たちが救いを求めている現実がある・・・・。

救いの言葉を語る所こそ、キリスト教の教会ではないだろうか。

「 わたしは福音を恥としない。
福音は、ユダヤ人をはじめ、ギリシア人にも、
信じる者すべてに救いをもたらす神の力だからです。
福音には、神の義が啓示されていますが、
それは、初めから終わりまで信仰を通して実現されるのです。
「正しい者は信仰によって生きる」と書いてあるとおりです。」

(新約聖書・ローマの信徒への手紙・1章16~17節・新共同訳聖書)


北白川 スー

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Wrote up on August 24, 2019.