なぜ、説かれず、解き明かされないのか
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日本のキリスト教の教会では、
どういうわけか、
イエス・キリストの十字架の死による贖いのわざ(あがないのわざ)という出来事の、
内容と意味とが、
常に、説かれ、解き明かされることはありません。
キリスト教の信仰の根本的なものであり、
クリスチャンの信仰を支え決定づけるものであるはずの、
全世界のすべての人々が共有することのできる普遍的な理念としての、
共同社会の教育や経済や政治などの基本的なところに影響を与えるものとして、
もっとも基本的な根本的なものが、
ファンダメンタルなものが、説かれることがなく、
解き明かされることがないのです。
福音が、良き知らせと言われるものが・・・・・。
「それから、イエスは言われた。
・・全世界に行って、
すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい、
信じて洗礼を受ける者は救われるが、
信じない者は滅びの宣告を受ける。・・」
(新約聖書・マタイによる福音書・16章15〜16節・新共同訳聖書)
どうでしょう、クリスチャンに問うても、
イエス・キリストの十字架の死による贖いのわざという出来事を、
その意味を、
正確に,
明確に説明できる方は、どれだけおられることでしょうか。
この日本において、
なぜ、クリスチャンが増えないのかという理由は、原因となるものは、
イエス・キリストの十字架の出来事が説かれず、
解き明かされないからではないでしょうか。
なぜ、説かれず、解き明かされないのでしょうか。
ただただ疑問に思うばかりです。
北白川 スー
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Wrote up on December 27, 2015.