ある疑問
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依然として、少しも前と変わらずクリスチャンが増えないこの日本・・・。
何が原因で増えないのでしょうか。
次のようにも言われます。
日本人は、なぜにキリスト教を避けるのか・・・・と。
さらに、福音は届いていますか・・・・とも。
キリスト教でよく言われる問いかけですが、
問題の本質から外れているようにも見えます。
クリスチャンが増えない本当の原因ではないかもしれない。
キリスト教の信仰を避けるのは、
福音が届いていること、
なおかつ理解されていることが前提でなければ、
成り立たないのではないかと、
クリスチャンの生きざまを見てとか、
キリスト教の教会のありさまを外から眺めてとか・・・。
・・というのが現実的な理由なのかもしれません。
福音・フクイン・良き知らせと言われるもの。
すなわち、
ひとりの人がすべての人のために死んだという出来事を。
イエス・キリストの十字架の死による贖いのわざ(あがないのわざ)という出来事を。
この出来事の内容と意味というものが、
福音そのものなのです。
福音はとどいていますかという問いかけの前に、
福音は、説かれ解き明かされていますか・・・・と問わなければならないでしょう。
福音は、人間の生と死にとって、
大きく影響を与えるものだからです。
そうであってこそ、信仰というものが生まれてくるのですから。
信仰とは、人間の生きざまそのものだからです。
「また、食事の後で、杯も同じようにして、
・・この杯は、わたしの血によって立てられる新しい契約である。
飲む度に、わたしの記念としてこのように行いなさい・・
と言われました。
だから、あなたがたは、
このパンを食べこの杯を飲むごとに、
主が来られるときまで、
主の死を告げ知らせるのです。」
(新約聖書・コリントの信徒への第一の手紙・11章25〜26節・新共同訳聖書)
日本のキリスト教が、
人々に、生きる希望を明らかにすることができたなら、
ひとひどは、喜びをもって、自分の救世主としてキリストを受け入れ、
クリスチャンになることでしょう。
北白川 スー
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Wrote up on July 16, 2017.