私、「 かみがしげよし」・紀ノ国屋 千について
近影(2007.1月) 作品発表及び発行にかかわった詩誌の一部
詩のようなものを書きはじめて、40年の年月を重ねた。文学的に大きな成果も無いが、自分なりに研鑚は
したつもり。今、簡略な年譜を整理してみて、やはり過ぎ去った時の重さと、未だ残された未来へのときめきを
感じる。
目次へもどる。
かみがしげよし文学関係年譜
1943(18)5 京都に生まれる。幼い頃から夜空の星を見て空想を楽しんでいたと言う。
1949(24) 小2.当時の国民型ラジオ並四を初めて分解する。以後電気への興味続く。
1956〜 小5〜小6.幻灯機は自作し、スライド、紙芝居、影絵、すべて手作りで自作自演し、 1957(31~32) 近所の子供達の人気を集める。 ストーリーは、小人の話、冒険談、怪獣物等。 この頃電磁波による、物体電送機の原理を真剣に考える。クリスマスの頃は、ラジオを 改造した放送機を造り、子供放送局(BCバンド帯)を開局する。番組はクイズやレコード音楽。
1958(33) 中1.当時流行していた電畜の製作注文を受け小遣いを稼ぐ。
1959(34) TVが街に出始めた頃、近所の理髪店がいち早く備えた米国RCA製の17インチ TVを修理する。電気技術への夢広がる。
1960(35) 高1.近所の女学生への恋心を詩のかたちにした物を書く。
1962(37)3. 高校卒業。ソ連邦ルムンバ友好大学物理学科を目指すが失敗する。
1963(38)4. 日本電信電話公社に入社。技術系の業務に着く。
1966.10.17 初めての長編叙事詩、「人民の中に飛び立つ鳩のために」初稿成る。
1968(43)5. 結婚
1969(44)5. 公社内の労働組合の文学サークル、「全電通詩人集団」に入会する。指導者は、 故わたなべたろう氏、同人には詩人会議にも所属する赤山勇や、さかいよ しえ、 三方克等、優れた詩人達が所属、刺激を受ける。以後「全電通詩人」に寄稿し 詩生活の大きな部分となる。
1970(45)1. 「全電通詩集」1970」に「人民のなかに飛び立つ鳩のために」を発表する。
1971(46)11. 全電通詩人集団の岐阜大会で、きどよしみ(泉州詩人会議)と知りあう。
1972(47)3. きどよしみ(泉州詩人会議)等と同人詩誌「凝」発行し作品を発表する。50号まで続刊。
1977(58)5. 「凝」のアンソロジー誌「群游」発行。初期作品”出発”から”父の星”までを発表する。
1981年 全電通労組の文化オルグとなる。以後同労組の「全電通文化」、「あけぼの 」誌に レポート等の記事を寄せる。
1981 10 全電通詩人集団全国大会(於、鎌倉)にて、講師の詩人「秋山清」氏から長編叙事詩”疏水”に 好評を受ける。その要約は、「この詩は今日までの日本 の叙事詩が果たさなかった試みに挑戦した 記念すべき作品である。」
1982(57)6. 全電通文芸連盟の地方組織として近畿文芸連盟発足に参加する。文芸作品発表欄、 作品集に「葦笛のひろば」と名付ける。同誌に”胎動のための組曲”等発表。
1983(58)11. 京都市勤労者学園の「詩の教室」に参加。講師の、天野忠、河野仁昭、大野新、 青木はるみ氏等の指導を受け。新しい詩人達を知り創作意欲湧く。
1985(60)4 日本電信電話株式会社(NTT)誕生
1985(60) 「全電通詩人」93号をもって「全電通文学」(後“ぱるす”と改称)誌に併合
1987(62)10. 全電通詩人集団のアンソロジー集「全電通詩集1987」に゛疏水゛を補作し発 表する。
1988(63)5. 「あけぼの」誌の連載欄のため、作家田辺聖子氏にインタビュー する。同氏の人柄の すばらしさに感銘する。
1989(64)10. ‘85.2 月ミレー展にてミレーの妻カトリーヌの肖像画に感銘し、以後彼女 をテーマにした 叙事詩の構想を練り資料収集を開始。
1990.<1>6 近代文芸社の「日本詩人文庫」に参加のため作品を整理する。
1990. 11 「日本詩人文庫」第41集 風の物語 かみがしげよし 発行 近代文芸社刊
1991〜 1999 この10年間は仕事に忙殺され満足な文芸活動はできなかったが、作品創作 は継続する。
1999<11>11 近畿文芸連盟解散・九州、近畿合同文芸サークル立ち上げ、「竹の花」誌創刊号発行に参加 詩:八幡追慕・みやこわすれ掲載 2000<12>11 「竹の花」誌2号発行、愛・ミシガンの旅、カレンダー発表
2001<13>6 2001年6月の「第23回詩人集団の大会」で1956年9月結成の全電通詩人集団は この日組織を離脱、詩人集団「D」(仮称)として独立、HPを立ち上げ日常の活動拠点とする。 7月 詩人集団「D」の仮ホームページ立ち上げる。
叙事詩を含め新しい詩の地平を模索中 2003<15>3.17 「第3回世界水フォーラム」(京都国際会議場)ステージイベントにて「限りなき水へのオード」朗読発表
()は昭和・<>は平成
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