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back.gif007 アポロドーロスへの献辞

ギリシア語錬金術文献集成

錬金術断片集

008
錬金術字母順辞典







錬金術辞典(Lexicon alchemicum)
(=Leciko;n kata; stoicei:on th:V crusopoiivaV)

〔錬金術字母順辞典〕
(e cod. Venet. Marc. 299, fol. 131r)



2.4."11t"
錬金術字母順辞典

2.4."12t"
Α

2.4.13
=AfrodivthV spevrma〔アプロディーテーの種子〕とは、銅の花のことである。

=AlavbastrovV〔雪花石膏〕とはアスベストスのことで、卵の薄膜からとれる、また塩の花、岩塩(a{laV ajmmwnikovn)も、普通の塩も。

2.5.1

!AsbestoV +Ermou: tw:n wjw:n〔卵のヘルメースのアスベストス〕とは、酢〔酸?〕による昇華蒸気の〔アスベストス〕や、太陽熱に焼かれたもののことである。

$AlaV a[nqiovn〔塩の花〕とは海のことである、また海水や塩の泡(a[cnh)も。

=AfroV pantoV ei[douV〔あらゆる種類の泡〕は水銀である。

+Arguvreon na:ma〔水銀の流れ〕、硫黄と水銀の昇華蒸気。

!AshmovV〔金と銀の合金〕とは、昇華蒸気からできる錆のことである。

=AcivaVとは、a[nqoV lacavVのことである。

!AnqoV calkou:〔銅の花〕とは、calavkanqoVcalkitavrin、黄銅鉱(purivthV)、処理された白い硫黄のことである。

2.5.10

$AlaV〔塩〕は卵の殻、硫黄は、それの白いもの、銅の花(cavlkanqon)は、同じもの〔卵〕の黄味。

=AndrodavmaV〔金剛砂〕とは、黄銅鉱(purivthV)と雄黄のことである。

=Afaivremaとは、穀物の鞘のことである。

Aijqavlh〔昇華蒸気〕とは、硫黄と鉛-銅の水のことである。

=Afrosevlhnonとは、(kwvmariV)と滑石(koufovliqoV)のことである。

=AkratofovroV〔「生の葡萄酒を運ぶもの」の意〕とは、陶器製の容器のことである。

=Afrosuvalonとは銀から採られた水銀のことである、またlivqoV skuqerivthVも。

=Apospermatismo;V dravkontoV〔ドラコーンの射精物〕とは、水銀のことである。

!Arrhkton〔破られないもの〕とは、固定されたもの(a[feukton)のことである。

2.5.20

=AetivthV livqoV〔鷲石〕とは、黄玉(crusovliqoV)、porfurivthV、マケドニア産porfurovcrwmoVのことである。

=AkauvstwsiV〔焙焼〕とは、白化(leuvkwsiV)のことである。

!AskioV calkovV〔錆に曇らされない銅〕とは、銅の花のことである。

+AlloivwsiV〔変異〕とは、染色(bafhv)のことである。

+Almurivaとは、孔雀石(crusovkolla)のことである。

=ArgurovliqoVとは、(ajfrosevlhnon)のことである。

2.6.1

$Apasa uJdravrguroV〔あらゆる水銀〕は、火にかけない3つの硫黄による化合物と言われる。

!Aqikton〔第一溶錬からできるもの〕、精錬され一点のしみもないもののことである。

!Aqiktonとは、ふつう言われるのは、手つかずであるもの、錆に曇らされないもの、crusavnqemon〔金の華〕のことである。


2.6."5t"
Β
2.6.6

Batravcionとは、孔雀石(crusovkolla)のことである、また緑玉髄(crusovprason)も。

Bw:loVとは、生の硫黄のことである。

BostrucivthV、黄銅鉱(purivthV)、ejshvsioV、黄玉(crusovliqoV)のことである。

BasanisthvVquivaである。

2.6.10

Bafhv〔染色〕とは変異(ajlloivwsivV)のとこである。

Botavnai pa:sai xanqaiv〔あらゆる黄色い植物〕は、黄玉(crusovliqoV)である。

Buvnh〔モルト〕、blastavrion zuvqou〔ビールのblastavrion


2.6."13t"
Γ
2.6.14

Gavla boo;V melaivnhV〔黒い牡牛の乳〕とは、硫黄から採れる水銀のことである。

Gh: ajsterivthVとは、黄銅鉱(purivthV)、gh: ceiva〔黒い土?〕、密陀僧、白い硫黄、明礬、白いカラミン、そしてmastivchのことである。

Gh: aijguptiva〔アイギュプトスの土〕とは、陶土のことである。

Gh: samiva〔サモスの土〕とは、雄黄のことである、また白い硫黄も。

Gavla eJkavstou zwvou〔あらゆる動物の乳〕は神的である。

2.6.20

GuvyoVとは、hJ pagei:sa uJdravrguroVのことである。


2.6."20t"
Δ
2.6.21

DrovsoV〔露〕とは、雄黄から採れる水銀のことである。

DivfraVとは、水銀の水のことである。

DravkontoV colhv〔ドラコーンの胆汁〕とは、錫から採れる水銀のことである。


2.7."1t"
Ε
2.7.2

$Elkusmaとは焙焼された鉛のことである。

=EgkevfaloV〔脳髄〕とは、卵の薄膜のアスベストスのことである。

$EyhsiV〔溶解〕とはskovphsiV、(leivwsiV)、か焼(o[pthsiV)のことである。

=EpivblhsiVとは、sulleivwsiV kataspwmevnh〔引きずり降ろされた凝集?〕のことである。

=Elaion〔油〕とは、染料の花のことである。

=EkleivwsiVとは、白化(leuvkwsiV)、ejpistrofhv、水銀化(uJdrarguvrwsiV)のことである。

=ExivwsiV〔還元〕とは、染水をともなったe[kstreyiV、すなわち、変化(metabolhv)のことである。

=EthvsioV、黄玉(crusovliqoV)。


2.7."10t"
Ζ
2.7.11

Zumavrion〔酵母〕とは、硫黄のことである。

Zwmo;V bafikovV〔染色用溶液〕とは、処理された硫酸銅の溶液(kalakavnqh)のことである。


2.7."13t"
Η
2.7.14

+Hmiswvmata〔半固体〕とは、昇華蒸気のことである。

=Hcoumevnionとは、紅花〔Carthamus tinctorius, Dsc. I-44, IV-190〕の花のことである。

!Hlektrovn〔琥珀〕とは、完全に乾燥したもののことである。

+Hlivou caivtai〔太陽のたてがみ〕とは、太陽から出た硫黄のことである。

+Hlivou divskoV〔日輪〕とは、金から出た水銀のことである。


2.7."19t"
Θ
2.7.20

Qei:on leukovn〔白い硫黄〕とは、水銀の昇華蒸気で、白い化合物によって固定されたもののことである。

2.8.1

Qei:on leukovn〔白い硫黄〕とは、oJ crusethvsioV livqoV、すなわち、oJ aiJmativthV〔血石〕のことである。

Qei:on uJgrovn〔湿った硫黄〕とは、硫化アンチモン(stivmmi)と水銀の2つのことである。

Qei:on a[kaustovn〔焙焼されない硫黄〕とは、昇華蒸気と水銀のことである。

Qei:on u{dwr〔神的な水〕とは、卵白のことである、また適切に処理された大理石(mavrmaron)のことでもある。

Qalloi; foinivkwn〔ナツメヤシの葉〕とは、白い硫黄のことである。

Qei:on a[kauston〔焙焼されない硫黄〕とは、雄黄と鶏冠石から出る水で、混ぜられ白化されたもの。

Qei:on a[qiktovn〔第一溶錬からできる硫黄〕とは、溶液の中にあるサフラン、また神的な水で、2.8.10アスベストスと雪花石膏によって溶かれたもののことである。

Qei:o kremastovn〔吊された硫黄?〕とは、水のことである。

Qeiwvdh〔神的なものら〕とは、諸々の金属のことである。

Qei:on u{dwr〔神的な水〕とは、鉛を溶解してできるもののことである。

Qei:on u{dwr eijV th;n xavnqwsin o{ti oiエnoV ajmhnai:oV meta; ejludrivou〔?〕

Qei;on scistovn〔2つに割れた硫黄〕とは、雄黄のことである。

Qei:a〔神的なものら〕が2つと言われ、しかし化合物でないのは、神的な働きが成就されているからである。

Qhbai&ko;n mavrmaron〔テーバイの大理石〕とは、卵アスベストスや、石膏(tivtanoV)、2つに割れた明礬、メーロス産の〔明礬〕のことで、火にかけない2.8.20 硫黄であるもの。

Qei:on〔硫黄〕とは、われわれのいう酢のことである。

Qei:on leukovn〔白い硫黄〕とは、処理された鉛のことである。

Qei:on〔硫黄〕とは、処理された銅のことである。


2.9."1t"
Ι
2.9.2

=Io;V xustovV〔屑にして集められた錆〕とは、昇華蒸気のことである、また孔雀石(crusovkolla)のことでもある。

=IovV〔錆〕とは黄化(xavqwsiV)のことである、また第一溶錬からできる神的な水も、スキュティア産イチゴ(kwvmariV)も、インド産タイセイ(i[satiV)〔Dsc. II-215, 216〕も、batravcionも、緑玉髄(crusovprason)も、孔雀石(crusovkolla)も。

+Iero;V livqoV〔聖石〕とは、黄玉(crusovliqoV)のことである。

+Iero;V livqoV〔聖石〕とは、包み隠された神秘である。


2.9."8t"
Κ
2.9.9

Kausthvとは、打ちのばされたFaeculaや銀の泡のことである。〔?〕

2.9.10

KovproV crusou:〔金の糞-砂〕とは、黄玉(crusovliqoV)のことである。

KassivteroV〔錫〕とは、辰砂のことである。

Kalavi&non〔青緑〕とはアスベストスの水のことである。

KinnavbariV〔辰砂〕とは、鍋(levbhV)の中で溶解された昇華蒸気のことである。

knouvfionとは、鉢巻(a[mpix)のことである。〔?〕

Kapno;V kwbaqivwn〔コバルト硫化物の煙〕とは、昇華蒸気のことである。

Kovlla ajttikh;〔アッティカ産膠?〕、アーモンドの涙。

Kovmmiとは卵黄(levkiqoV)のことである。

KlaudianovVとは、卵アスベストス、ai[geiroV〔Populus nigra〕、kassiva〔Cinnamomum iners, Dsc. I-12〕。

KwvmariV skuqikhv〔スキュティア産イチゴ〕とは、硫黄のことである、また、これのすべての名前をもった2.9.20 雄黄も。

Kadmeivaとは、マグネーシアのことである。

2.10.1

kivkinon e[laion〔ひまし油〕とは、野生イチジクからとれる〔油〕のことである。多くのひとたちをこういったものを備えているのである。

khrivon to; stereovn〔固い蜂房〕とは、固体(ta; sterea; swvmata)のことである。

Kau:son〔か焼されたもの〕とは、白化されたもの(leuvkanon)のことである。

kavlamoV〔葦〕とは硫黄のことである。〔?〕

KwvmariV〔イチゴ〕とは雄黄のことである。〔?〕

Knivpeion ai|ma〔小蟻注1)の血〕とは、雪花石膏の処理された水のことである。


2.10."8t"
Λ
2.10.9

Lapavqou calkovV〔ラパトン注2)の銅〕とは、酢のことである。

2.10.10

LivqoV Dionusivou〔ディオニュシオスの石〕とはアスベストスのことである。

LeukovliqoV〔白石〕とは、黄銅鉱(purivthV)のことである。

Livqon to;n ouj livqon〔石ならざる石〕とは雄黄のことであると言われる、また、酢〔酸?〕によって〔処理される〕いわゆる昇華蒸気も。

Liqofuvgion〔プリュギア石〕とは、明礬のことである。

Levpura tw:n kwbaqivwn〔コバルトの硫化物の外皮〕は硫黄に似ている、雄黄はもっとよく似ている。

laca:Vとは、キオスの花のことである。

LiqavrguroV leukhv〔白い密陀僧〕とは、白煙のことである。

Leukocavlkion〔白銅〕とは、火にかけない硫黄の水のことである。

LokovpinoVとは、底に浸すことを嫌わない人oJ bavptwn eijV bavqoV kai; meh; ajpoptuvwnのことである。〔?〕

2.10.20

LivqoV fruvgioV〔プリュギアの石〕とは、明礬、あるいは硫黄のことである。

Leukovfanonとは底に沈められたもののことである。


2.10."22t"
Μ
2.10.23

MovlubdoV〔鉛〕とは、いくらか似たところのある白鉛のことである。

2.11.1

Magnhsiva〔マグネーシア〕とは、白い鉛と黄銅鉱(purivthV)のことである。

magnhsiva〔マグネーシア〕とは、甘みを加えない酢のことである、またajnavspasiVも。

2.11.3

Magnhsiva〔マグネーシア〕とは、女性用stivmmiで、カルケドーン産である。

Malavgmata〔軟化剤〕とは、黄色くて完成されたものすべてのことである。

miva fuvsiV〔一つの自然〕とは、硫黄と水銀で、特別に処理されたものらのことである。

Mevlan ijndikovn〔インドの黒〕は、タイセイ(ijsavtiV、Dsc.II-215, 216)と黄玉(crusolivqoV)とからできる。

MivltoV ojreinhv〔山の赤土〕とは、自然な流出(aujtovrruton)をもった黄色いmivsu〔キプロス銅〕注3)のことである。

Mevli ajttiko;n〔アッティカ産蜂蜜〕、また鉛も、神的な水である。

MovlubdoV hJmw:n〔わたしたちのいう鉛〕とは、硫化アンチモン(stivmmi)と密陀僧との2つからできるもののことである。

2.11.10

MolubdovcalkoV〔鉛-銅の合金〕とは、孔雀石(crusovkolla)のことである。

Musthvrion panto;V metallikou: livqou〔あらゆる金属的な石の神秘〕とは、黄銅鉱(purivthV)のことである。

Megavlh botavnh〔偉大なる植物〕とは、大麦のことである。

Mevlaina nefevlh〔黒い雲〕とは、昇華蒸気と黄玉(crusovliqoV)のことである。


2.11."14t"
Ν
2.11.15

Nefevlh〔雲〕とは、硫黄の昇華蒸気のことである。

NaxivaV rJivnisma〔ナクソスの鑢屑〕とは、理髪師の砥石(ajkovnhma)のことである。

Nivtron〔硝石〕は、白い硫黄を錆の曇りのない銅にする。ajfrovnitronも同じであり、またrJutivnh gh:も。

NevfoV〔群雲〕とは、諸々の水の影のことである、昇華蒸気も、蒸発する湿り、2.11.20 編み合わされたqolhvも。〔?〕


2.11."21t"
Ξ
2.11.22

Xanqh; kinnavbariV〔黄色い辰砂〕とは、硫黄の昇華蒸気と銀の水のことである。

Xanqo;n favrmakovn〔黄色い薬〕とは、神的な尿〔?〕によって処理された鉄鉱石(sidhrivthV)のことである。


2.12."1t"
Ο
2.12.2

!Ostreon kai; shpevaV o[strakovn〔牡蠣と烏賊の甲〕とは、卵アスベストスのことである。

=Opo;V kalpavsou〔Veratrium album(Dsc. IV-150)〕の液汁のことである。

+Oxuvggion coivreiovn〔豚のラード〕とは、焙焼されない硫黄のことである。

!OxoV koinovn〔普通の酸〕とは、密陀僧とfaeculaによって〔処理された〕もののことである。

=Opo;V pavntwn devndrwn kai; botanw:n〔あらゆる樹木と植物の搾液〕とは、神的な水と水銀のことである。

%O oiエdavV〔?〕とは、明礬のことである。

!OpthsivVとは、溶解(e{yhsiV)と黄化(xavnqwsiV)のことである。

!OsirivVとは、鉛と硫黄のことである。

2.12.10

$OlmoV〔〕とは、小乳鉢のことである。


2.12."11t"
Π
2.12.12

Pomfovluxとは、金と銀の合金の煙のことである。

Ph:xon固定せよとは、力を吹きこめ(dunavmwson)ということである。

Purivfeuktovnとは、硫黄の昇華蒸気のことである。

PurivthVとは、sw:riとマグネーシアのことである。

Pavmmelivとは、硫黄の水のことである。

PivnoV〔鍍金師〕とは、外側を染色する人のことである。

PuvxideV、諸々の有用な操作。

PoluvcrwmoV紫色の(porfurovcrwmoV)ということ。

2.12.20

PorfurivthV〔斑岩〕とは、livqoV ejthvsioV、またajndrodavmaV〔砒素を含んだ硫化鉱〕のことである。

PantovrreustoVとは、あらゆるものから流れ出る昇華蒸気、つまり、第一溶錬からできる水のことである。

Pevtala tw:n stefanoplovkwn〔花冠に編まれた草の葉〕とは、黄銅鉱(purivthV)とマグネーシアのことである。

ProoxuvnaVとは、酸に浸してということである。

2.13.1

ParoxuvnaV煽り立ててとは、火にかけて、ということである。

PefrugmevnhV ejn hJlivw/は、6日の間のことである。

Phlo;V +Hfaivstou〔ヘーパイストスの土〕とは、大麦のことである。


2.13."4t"
Ρ
2.13.5

+RivpewvVとは、nivtron purro;n ajfrovnitron〔燃える硝石=天然炭酸ナトリウム〕のことである。

+Refevklaとは、(kuklavminoV)〔シクラメン(Dsc. II-194)?〕のことである。

+Rivnhma crusou:〔金の鑢屑〕とは、kovlla crusou:〔金の粉末〕のことである。


2.13."8t"
Σ
2.13.9

Sivdia xhrav〔乾燥した柘榴の果皮〕とは、アイギュプトスの柘榴の中にあるものらのことである。

2.13.10

Sfevklh〔Lat. faecula〕とは、月石(ajfrosevlhnonや二つに割れた明礬のことである。

Savnduxとは金のことである。

Stupthrivaとは、白い硫黄、また曇りなき銅のことでもある。

Sandaravch〔鶏冠石〕とは、辰砂からできた水銀のことである。

Swvmata〔体=物体〕とは、銅、鉛、錫、鉄のことである。これらから〔できるのが〕stivmmi kovcloVである。

Swvmataは化合物の中にある。カメレオーンあるいは4つの未完成金属と呼ばれる。

StivmmiとはkovcloV、あるいは巻き貝(kogcuvlion)のことである。

Strofhv kai; ejkstrofhv〔変成と化成〕とは、焙焼(kau:siV)と白化(leuvkwsiV)のことである。

2.13.20

SpovggoV qalavssiovV〔海の海綿〕とは、カラミン(kadmeiva)と黄玉(crusovliqoV)、聖なる石(iJero;V livqoV)、同じものを隠された神秘(to; ajpovkrufon musthvrion to; auto;)、籾殻の酸化物(spodo;V ajcuvrou)、緑玉(smavragdoV)、金剛砂(smirivthV)のことである。

SivdhrovV〔鉄〕とは、卵の殻(kevlufoV)のことである。


2.14."1t"
Τ
2.14.2

TivtanoV〔石膏〕とは、卵アスベストスである。

To; kuvrion o[noma tou: uJgrou: sunqevmatovV〔湿った化合物の普通の名前〕とは、塩や、酢や、その他のものらによって〔つくられる〕神的な水のことである。

To; kuvrion o[noma tou: stereou: sunqevmatovV〔固形化合物の普通の名前〕とは、銅と鉛の合金(klaudianovV)、鉛、黄銅鉱(purivthV)、水銀という4つの体〔物体〕のことである。


2.14."7t"
Υ
2.14.8

+UdravrguroV meta; aijqalw:n phcqei:sa〔昇華蒸気で固定された水銀〕は、銅を白化し、金をつくる。

2.14.10

$Udwr skuqikovn〔スキュティアの水〕とは、水銀のことである。

$Udwr qei:on a[qiktovn〔第一溶錬からできる神的な水〕とは、塩で固定された水銀のことである。

$Udwr knhvkou〔ベニバナ(Carthamus tinctorius). Dsc. I-44, 190の水〕、硫黄の第一溶錬からできる水。

[Udwr mhvnhV〔暦月の水〕、銅の水も、燃える水も、硝子の水も、銀の水も、鶏冠石の水も、雄黄の水も。

$Udwr potavmion〔川の水〕とは、鉛の水や水銀のことである。

$Usswpovnとは、粗悪な羊毛の煎じ出し(ajpovbregma)のことである。

$Udwr uJdrarguvroV〔水銀の水〕とは、辰砂からできた染色液のことである。

$Udwr =AfrodivthV〔アプロディーテーの水〕、月の〔水〕も、銀の〔水〕も。川の水も、神的な水であり水銀のことである。

2.14.20

$Udwr qeion a[qiktovn〔第一溶錬からできた神的な水〕とは、白色に移行した化合物のことである。

$Udwr aJplou:n〔単純な水〕、3つの神的な化合物かアスベストススによって〔できた〕もの。

2.15.1

$Udwr to; ajpo; ajshvmou〔金と銀との合金からできた水〕は、泡(ajfrovV)、露、ajfrosevlhnon uJgrovn〔月石の湿り〕とも言われる。

$Udwr qei:on to; ajpo; uJdrarguvrou〔水銀からできた神的な水〕は、ペタシオス<によれば>、龍の胆汁とも言われる。

$Udwr qei:on pephgmevnon metabovlwn(sic)〔固定されて変化した神的な水〕とは、辰砂からできた水銀、すんわち4鉱石の合金tetraswmivaのことである。


2.15."7t"
Φ
2.15.8

Favklh〔Lat. faecula〕、葡萄酒の澱、紫色に移行すアスベストス。

Feu:koVとは、外面に輝く〔?〕染料(bavmma)のことである。

2.15.10

Farmakovnとは、処理によって合成された昇華蒸気のことである。

Fruvxon〔固定せよ〕とは、「溶解せよ」とか「黄化せよ」という意味。

Feukth;n、真実の<染色(?)>

Fakou: skwrivafakonの浮き滓〕とは、硫酸塩(crusavnqion〔「金の小華」の意〕)のことである。


2.15."14t"
Χ
2.15.15

Calkou: skwriva〔銅の浮き滓〕とは、硫酸塩(crusavnqion〔「金の小花」の意〕)のことである。

CrusovV〔金〕とは、黄銅鉱(purivthV)、カラミン、硫黄のことである。

Calkuvdrionとは、できた金のこと、硫黄からできるceirophgai:Vによって赤化されてもできる。〔?〕

CrusivthVとは、昇華蒸気の化合物である。

2.15.20

Calko;V ijatrikovVとは、白化された同じもの、硫黄、白鉛のことである。

Calkou: iJdrw:teVとは、カミツレ(Anthemis nobilis)の染液のことである。

2.16.1

Crusovkolla kai; calkei:on u{dwrとは、鉛-銅〔の合金〕のこと。

crusozuvmion kai; ejluvdrion〔金酵母と黄色の染料〕、また被せ金(crusokogkuvlion)も錆で曇らされない錆も〔?〕白い硫黄のことである。〔?〕

CavlkanqoV〔銅の華〕とは、卵の黄身のことである。

CrusethvsioV livqoVとは、aiJmativthV〔「血石」の意〕のことである。

CalkopurivthV〔黄銅鉱〕は、稲妻を操る〔bronthvsinoV?〕神的な水のことである。

CrusovV〔金〕とは、黄化され完成されたywmaivと金属のすべてのことである。

Crusou: rJivnhma〔金の鑢屑〕とは、孔雀石(crusovkolla)、金の華、金酵母、2.16.10 金鉱crusivthV、被せ金(crusokogcuvlion)、錆と硫黄、また水銀のことである。

CalkovV〔銅〕とは、卵の殻のことである。

Cruvsoptaとは、黄色い昇華蒸気のことである。

Calkuvdrion、水銀、あらゆる動物の胆汁は、成長した錆である。硫黄も、銅も、銀や琥珀も、〔?〕

Celidonivaとは、ejluvdrion〔黄色の染料〕のことである。

CrusovVと言われるのは、白いもの、乾燥したもの、黄色いもの、染液を固定させる2.16.20crusiataも。

Crusovkolla〔孔雀石〕とは、鉛-銅〔の合金〕、すなわち、あらゆる化合物のことである。

Crusou: sfai:ra〔金の球〕とは、キリキア産のサフランのことである。

CrusofoivthVとは、銅のいっしょに処理され、練られ、錆のできた昇華蒸気である。〔?〕

CalkovV kuvprioV〔キプロス産の銅〕とは、焙焼されてぼろぼろになったもののことである。


2.17."5t"
Ψ
2.17.6

Ywmoivとは、外見上変化したものらのことである。

Ywmivonとは、水で捏ねられた灰のことで、これは炉に指1本の厚さで床をこしらえられる。

YavmmoVとは、孔雀石(crusovkolla)のことである。2.17.10

Yimmuvqion〔白鉛〕とは、鉛からできるもの。


2.17."11t"
Ω

2.17.12
!Wcra〔黄土〕は、油とまぜた葡萄酒で〔処理されると〕、bavskanoiと言われる。

=Wmh; uJdravrguroV〔生の水銀〕、鉛からできるもの。

=Wi<thV livqoVとは、terenouvqinとも孔雀石(crusovkolla)とも言われるもの。

!Wcra ajttikhv〔アッティカ産黄土〕とは、卵の黄身のことである。

!Wcra ajttikhv〔アッティカ産黄土〕とは、雄黄のことである。

=WreivcalkovVとはnikahnovV、カラミンを処理してできるもののことである。

終わり。

2009.04.20. 訳了。

forward.GIF009 卵について往古の人々はこう謂う
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