011 ウゥロボロス・ドラコーン(verso 1)
ギリシア語錬金術文献集成
錬金術断片集
012
ウゥロボロス・ドラコーン(versio 2)
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ウゥロボロス・ドラコーン(versio 2)
(+O oujrobovroV dravkwn)(表題なし)
(e cod. Paris. B.N. gr. 2327, fol. 279r)
2.22.20
ウゥロボロス・ドラコーンこそ奥義そのものである、すなわち、諸々の体の融解(leivwsiV)は、これの働きに由来する。
これの術知の奥義の光は、黄化(xavnqwsiV)である。
2.23.1
これの緑は赤化(i[wsiV)、すなわちこれの腐敗(sh:yiV)である。これの4つの足は、化合物の術知の4鉱石(tetraswmiva)である。これの3つの耳は、3つの昇華蒸気(aijqavlh)と12の化合物である。さらにこれの毒は、すなわち酸(o[xoV)である。
汝はこれらのことに心(nou:V)を傾注し、おお、最愛の友よ、……
ドラコーンというものは、この神殿<と>手下にあるもの〔?〕を護ってそばにいる云々。
2009.04.15. |