(銅の)白化について 
					
						
							 
								
									ギリシア語錬金術文献集成
									
									TLG1379 
									錬金術断片集 
									
									073 
										哲学の石 
									
								 
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					哲学の石(+O livqoV th:V filosofivaV) 
					(e cod. B.N. gr. 2327, fol. 215v) 
					 
					 
					 
					2.446."15t" 
						哲学の石 
					2.2446.16 
						  ゾーシモス。そこでわたしもkovmariV〔Comarum palustre(右図)の根から採れる赤い染料〕のことをあなたがたに説明しよう。kovmariVは、混合されると、真珠貝を完成する。少なくとも彼らは石そのものと呼んだので、2.447.1 乾の力能によってあらゆる霊を振り動かせる。ところが、預言者たちの誰ひとりとして、ロゴスによって秘儀の手ほどきをしようとしなかった。いやむしろ、理知深い人たちにさえ、それよりも価値のある女性的力能を避けるよう伝授してきた。なぜなら、白さそのものが、また、それ〔白さ〕のみが、尊ばれ、わたしたちとともにあらゆる預言者の説明となり、油によって煮て、真珠の力能として働かせるからである。 
					 アッティカ産の小真珠〔?〕(margaritavrin)をとって、蓋で覆われない、蓋のない油で、3刻の間、真ん中の光の上で〔直火で?〕、煮よ。そうして、羊毛布をとり、真珠貝を磨いて、油気を拭いとり、染色の用のあるときまで  2.447.10 保持せよ。これがすなわち真珠による油の完成である。 
					2009.05.13. 
					 
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