013 焼かれた銅の違いについて
あらゆる湿ったものらの中で神的な水をひとは何と呼ぶか、そしてそれは混合物であり、単純ではないことについて (Peri; tou: o{ti pavntwn tw:n uJgrw:n to; qei:on u{dwr kalou:sin' kai; tou:to sunqetovn ejstin, kai; oujc aJplou:n (e cod. Venet. Marc. 299, fol. 144r) 014 2 154 11t さて、それらが浸軟されると、あなたは混合し、露や天日の中で搗き砕く。そして乾燥させて、これらといっしょに搗き砕いて、ニトレライオン(nitrevlaion)〔ソーダとオリーブ油の乳剤〕で沈殿させよ、そうすれば黒い鉛を見出すであろう。これを分解して、水銀、神的な水、コムミを抽出し、軽い火で、水分を捨てるまで加熱せよ、そして天日の中で、美しく白化するまで、分解せよ。 小さな浮き滓を浴びせながら、これを何度も行う。ペービキオイスも、「7×2かい、また、8に加えて8×2回、またそれ以上浸せ」。デーモクリトスも、白い染水(zwmovV)の後の指図の中で同じことをして、この過程に曇った薄片をも浸して、曇りの除去をしている。そして乾燥させて、曇りがなくなると、雲を抽出し、神的な水を黄色にさせられるものら、またコムミを投入し、軽い火で固まらせよ。固まらせると、[2日ないし3日]入れ替えて、2日ないし3日ないし7日ないし41日、薬の残りの中に流れ下らせよ。これに普通の銀を追加せよ、そうすれば染められるであろう。続いて、適時なものらについても探究しよう。 2010.04.04. 訳了。 |