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back.gif占星術 断片集

オルペウス作品集

驚異譚



[底本]
TLG 0579 ORPHICA 008
Fragmenta
A. Giannini, Paradoxographorum Graecorum reliquiae.
Milan: Istituto Editoriale Italiano, 1965: 384-385.



t.自然の奇異(=Idiofuh:)

test1.
Plin. index XXVIII (de medicinis ex animalibus〔動物から得られる薬剤〕):
『自然の奇異(=Idiofuh:)』の著者オルペウス。

(fr. 1)
Plin. XXV 12:
植物学について何か注目に値するものを発表したと伝えられる人々の最初の者はオルペウスであった。

(fr. 2)
Plin. XX 32:
オルペウスは、staphylinus〔Dsc.III-59。ニンジンの一種〕には媚薬が含まれていると言った。

(fr. 3)
Aetius, Libr. medicibnal. I 10 f. 13b 2 ss. (Ald. 1534):
1.オルペウスが言うには、これ(sc. カラミンテー〔Dsc. III-43〕の液汁は、等量のバラ油でプシミュティオン〔白鉛=錫。Dsc.V-103〕を膠の濃さぐらいに捏ねて塗布されると、火傷を治す。その場所は傷跡も見えず、毛が生えるのは驚異である。2.この液汁を、キモロスの土〔Dsc.V-176。ソーダを含む白堊の一種〕とアロエーとを等量捏ねて、額やこめかみに塗布すると、たちどころに頭痛を止める。

2015.06.26.

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