「健康」の意で、ティタネにある病気治癒祈願の礼拝堂に祀られていた母神レアー・コロニスの称号。ヒュギエイアという名は、乳を与えてくれる母神レアーの両の乳房の1つにつけられたもので、他の1つはパナケイアPanaceaだった。のちに、医家の神アスクレピオスの崇拝者たちにより、ヒュギエイアとパナケイアはアスクレーピオスの「娘たち」にされた。
「健康」の意。アスクレーピオスの2人いる娘のひとりの名。もうひとりはパナケイア(「万物を治癒させる女」の意)。両者とも、アスクレーピオスの誓いのなかに出てくる。