ディオスクーリデス／芍薬について、また、どれほどのことを実行できるか

［人物］
　（後２世紀？）アレクサンドレイア出身のギリシア系文献学者。一説にウェールス帝の師。彼の編纂した『アッティケー十大雄弁家辞典』が伝存し、古典期アテーナイの法律・宗教・社会・文化を知るうえで貴重な資料となっている。
　また、この他カエサルと交流のあったアルゴス出身のプラトーン派哲学者ハルポクラティオーン（前１世紀）や、ローマ時代のソフィストで弁論学者のハルポクラティオーン C. Aelius Harpocration、菓子に関する著述を書いたというメンデースのハルポクラティオーンらの名が知られている。（松原國師『西洋古典学事典』）

［底本］
TLG 0691
HARPOCRATIONIS EPISTULA Astrol., Epist., Med.
fort. auctore Harpocratione Alexandrino

TLG 069 001
A.D. 4?
Epistula
Astrol., Epist., Med.

C. Graux, "Lettre inédite d'Harpocration à un empereur," Revue philologique 2 (1878): 70-77.
Cross Reference

(１)　

2018.01.07.　訳了