ドーロテオス/別の古い諸断片
ギリシア占星術文書目録1358_002
Selenodromium secundum cyclum duodecim annorum
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[人物]
前4世紀、プラトーンの弟子の数里天文学者。(キケロの『占卜論』II.22 によれば、誕生日から人の運命を予言できるという「カルデア人」の主張を否認していた。しかし、厳密な意味での占星術がその後のギリシアで発展したということは、エウドクソスのような天文学者たちが春分点を白羊宮の15度としたのに対し、その後の占星術がすべて8度か0度に固定させていたという事実から明らかである。さまざまな宮と同時に上昇する天体paranatevllontaもリストをつくり、これを前3世紀前半、アラトスが『ファイノメナ』の中で用いた。(テスター『西洋占星術の歴史』)
[底本]
TLG 1358
EUDOXUS Astron.
4 B.C.
Astrol.
Cnidius
TLG 1358 002
Selenodromium secundum cyclum duodecim annorum (fragmenta) [Sp.] (e cod. Berol. phil. 1577)
Alt. Title: Tou: Eujdoxiou crime:noV prognwstikav
Astrol.
F. Boll, Codices Germanici [Catalogus Codicum Astrologorum Graecorum 7. Brussels: Lamertin, 1908]: 183-187.
7.
(183)
エウドクソスの 冬の予兆
2018.04.06. 訳了
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