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back.gif発病と病について

ギリシア占星術文書目録4350_019

病人たちについて




[底本]
TLG 4350 019
Peri; nosouvntwn (e cod. Laur. plut. 28, 34, fol. 18)
Astrol., Med.

Date of manuscript = A.D. 11
A. Olivieri, Codices Florentini [Catalogus Codicum Astrologorum Graecorum 1. Brussels: Lamertin, 1898]: 124-128.



1.
(124)

他の考察、in mg. 〔欄外に〕病人たちについて

 医師が上昇点、患者が南中点、病が下降点、治癒が天底にあるとせよ。そこで、縁起の悪いものが上昇点にあるなら、医師は何ひとつ患者を益することなく患者は彼によって害されさえするであろう。しかし縁起の善いものが上昇点にあるなら、医師は患者を益するであろう、[ただしそれは、縁起の善いものがあるか]医師がいなくても勝手に病が軽減する場合である。もし縁起の悪いものが上昇点にあるが、縁起の善いものが天底の地点ある場合は、明らかに、一人目の医師が特に熟練者であっても、その患者を何ら益することはできず、後から来診した別の医師が益するであろう。そこで地平下の基本地点を見て、これに続く星が固有の位にあるか否かを観察せよ。例えば、(124) 固有の三合ないし宿にあるなら、その医師は土地生え抜きの者であって、余所者ではない。しかし、他所のトポスにあるなら、その医師は余所者である。ドーロテオスが謂うには、7周期と9周期の厄に当たるような形も危険である。というのは、彼の謂うには、重なる日々は、患者の誕生そのものから発病まで

2017.05.. 訳了

forward.GIF病人が生きながらえるか健康になるか危篤に陥るか死ぬかの予知に関する数による行道