惑星の諸々の刻限について
ギリシア占星術文書目録4350_068
惑星の諸々の刻限について
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[底本]
TLG 4350 068
<Peri; tw:n wJrw:n tw:n planhtw:n> (e cod. Ath. Bibl. Publ. 1265, fol. 3)
Astrol.
Date of manuscript = A.D. 16
Vernacular
A. Delatte, Codices Athenienses [Catalogus Codicum Astrologorum Graecorum 10. Brussels: Lamertin, 1924]: 68-69.
10.
(68)
<惑星の諸々の刻限について>
それぞれ美しい惑星を汝が把握するために、次のことをも知れ。つまり、それぞれの惑星の諸々の刻限を、それが主宰する日において汝が把握することである。そこで先ず太陽について言おう。
太陽は主日の、第1・第8・第15・第22刻限を主宰する。そして有益なのは、権力から恩恵を求めて書いたり運んだり?すること、宝庫を開けることにおいてである。また訴訟をしたり、饒舌を戒めたり、復讐したり、事態が明るみに出るようさせたりすることにおいてもである。
月について。月が主宰するのは第2曜日の、第1・第8・第15・第22刻限である。
火星について。火星が主宰するのは第3曜日の、[第1]・第8・第15・第22刻限である。(69)
水星について。水星が主宰するのは第4曜日の、第1・第8・第15・第22刻限である。そして有益なのは、
木星について。木星が主宰するのは第5曜日の、第1・第8・第15・第22刻限である。そして有益なのは、
金星について。金星が主宰するのは準備の日の、第1・第8・第15・第22刻限である。そして有益なのは、
土星について。土星が主宰するのはサッバトンの日の、その全日であるが、とりわけ第1<刻限>・第8・第15・第22刻限である。そしてそのなかで活動的な刻限は、敵に反対すること、胃腑の中の風を尋ねること、子どもらに文字を学ばせることにおいてである。
2018.10.28. 訳了
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