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ギリシア占星術文書目録4350_149

カルデアの12年周期





[底本]
TLG 4350 149
Dodecaeteris chaldaica
(excerpta e cod. Paris. gr. 2381, fol. 68)
Astrol.

Date of manuscript = A.D. 16
P. Boudreaux, Codices Parisini [Catalogus Codicum Astrologorum Graecorum 8.3. Brussels: Lamertin, 1912]: 189-190.



8.
(189)

白羊宮の年

 冬は明けやすくはないが、その中ほどには、荒天が春の昼夜平分点まで脱落するだろう。????

金牛宮の年

 これに割り当てられているのは、キュプロス、アイギュプトス、ポントス、リュキア、ロドス。したがって、これに割り当てられている場所場所を飢えと疫病によって疲弊させ、あらゆる果実の不産をつくるだろう。冬は持続的に寒いだろう。天蝎宮に割り当てられている〔場所場所〕をも踏みにじるだろうが、おのれ〔天蝎宮〕自身に〔割り当てられている場所場所〕のようにではない。〔つまり〕プリュギアに牛と羊の疫病をつくり、不産があるだろう。東方の風が君臨し、南風もあるだろう。この〔時期〕に播種をセプテムブリオス月までに完了しなければならない。この場所場所の平野はより益するだろう。病は咽頭痛から起こるだろう。蝗の出現。この〔時期〕に植えてはならない。獣もこの〔時期〕に多いだろう。

(190)

年。双児宮の

 この宮は、ヘーラクレースとアポッローンとヘルメースの住居である。これに割り当てられているのはポントスの右側の部分、インドは左側、背後にボイオーティアである。これらを疲弊させるのは疫病によって、冬の無秩序によって、果実の不産によって、同族の戦争によってである。しかし宝瓶宮に割り当てられている部分は歓びと平和を有するだろう。

2018.10.15. 訳了


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